大チョンボ
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
今回は昨日のお話。
もう半年も前からパン焼き機で3日に1度、パンをつくってます。
もっぱらぼくのお仕事です。
奥様はノータッチ。
全くやろうともしません。
明日のパンがないわよ。
これだけです。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2021/10/bread-4642686__480.webp)
仕方がないので、はかりを取りだして小麦粉の量を決めます。
250g。
これが定量です。
小麦にも強弱があって、パンにはもっぱら強力粉を使います。
何が違うか、ご存知ですか。
一言でいうと、グルテンの含有量です。
強力粉はパン作りに、薄力粉はクッキー作りになどに使います。
フランスパンにはちょっとだけ薄力粉を入れるんです。
グルテンとは弾力のもと。
この量の加減で、口に入れた時の食感が違うのだ。
何ごとも奥が深いね。
スキムミルクとバター
この他に入れるのがこの2つです。
量も全部頭に入ってます。
何度も作ってると、全部覚えちゃいますね。
さらに大事なのは、お砂糖とお塩。
この分量でかなり味が違います。
最近は両方とも少し少なめにしてます。
買ってきたのは甘いのが多いですね。
あれはちょっと勘弁。
大人の味としてはプレーンなものの方がいいみたいです。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2021/11/spaghetti-ingredients-2378728__480.jpg)
最後に大事なのはお水の量。
これが夏と冬で違います。
特に温度も大切な要素です。
夏は水が少し熱いので、氷をちょっとだけ入れて冷たくしてからいれます。
はやく発酵しすぎると、おいしくできません。
このあたりがポイントかな。
あとは表面の焦げ具合をどうするかとか。
色々細かいことがあるけどね。
それはまあ、許されるとしましょ。
大チョンボ
最後がイースト菌です。
実は昨日、入れ忘れたのだ。
オートマチックで今朝出来上がるように設定しておきました。
ところが最後のイースト菌を入れるのを完全に忘れちゃったのです。
無念であります。
どうなったと思いますか。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2021/10/undraw_Location_search_re_ttoj-1024x773.png)
蓋をあけたら、白い塊が底の方にこびりついてたよ。
ちょうど、お供え餅みたいな感じ。
でも、いただきましたよ。
まあまあ、食べられます。
ちょっと焼くと、それなりにおいしい。
イースト菌の底深さ
奥様は食べないといってパンケーキを召し上がっております。
むむむ。
それにしてもイースト菌って何なんだ。
こんなの忘れたからってどうってことはないとは思うものの、やっぱり偉大だな。
実は9割のパンはイースト菌で作られてます。
残りの1割がパン屋さん独自の自家製天然酵母パンなんです。
どうしてイースト菌ばっかりなのか。
簡単なんです。
発酵力が強くて大量生産に向いているのだ。
見た目はサラサラしてコンソメの顆粒みたいです。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2021/10/living-room-2569325__340.webp)
でも生きた酵母なんです。
本当は予備発酵とか、面倒臭い作業がいります。
でもドライイートストはそういう手間もなく、粉に直接混ぜ込んで使える顆粒状のイーストです。
だから売れるんだね。
ただし味は平均値。
お店で特別に作ってる自家製のとは違うのだよ。
深いですよ、この道は。
なにごとも人生には深淵がのぞいています。
興味のある方はやっちゃってください。
格言。
イースト菌を入れないと、ただの小麦粉の塊りしかできません。
See You Again。