【トホホ】パンはイースト菌を入れないとちゃんと膨らまないのです

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大チョンボ

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

今回は昨日のお話。

もう半年も前からパン焼き機で3日に1度、パンをつくってます。

もっぱらぼくのお仕事です。

奥様はノータッチ。

全くやろうともしません。

明日のパンがないわよ。

これだけです。

仕方がないので、はかりを取りだして小麦粉の量を決めます。

250g。

これが定量です。

小麦にも強弱があって、パンにはもっぱら強力粉を使います。

何が違うか、ご存知ですか。

一言でいうと、グルテンの含有量です。

強力粉はパン作りに、薄力粉はクッキー作りになどに使います。

フランスパンにはちょっとだけ薄力粉を入れるんです。

グルテンとは弾力のもと。

この量の加減で、口に入れた時の食感が違うのだ。

何ごとも奥が深いね。

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スキムミルクとバター

この他に入れるのがこの2つです。

量も全部頭に入ってます。

何度も作ってると、全部覚えちゃいますね。

さらに大事なのは、お砂糖とお塩。

この分量でかなり味が違います。

最近は両方とも少し少なめにしてます。

買ってきたのは甘いのが多いですね。

あれはちょっと勘弁。

大人の味としてはプレーンなものの方がいいみたいです。

最後に大事なのはお水の量。

これが夏と冬で違います。

特に温度も大切な要素です。

夏は水が少し熱いので、氷をちょっとだけ入れて冷たくしてからいれます。

はやく発酵しすぎると、おいしくできません。

このあたりがポイントかな。

あとは表面の焦げ具合をどうするかとか。

色々細かいことがあるけどね。

それはまあ、許されるとしましょ。

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大チョンボ

最後がイースト菌です。

実は昨日、入れ忘れたのだ。

オートマチックで今朝出来上がるように設定しておきました。

ところが最後のイースト菌を入れるのを完全に忘れちゃったのです。

無念であります。

どうなったと思いますか。

蓋をあけたら、白い塊が底の方にこびりついてたよ。

ちょうど、お供え餅みたいな感じ。

でも、いただきましたよ。

まあまあ、食べられます。

ちょっと焼くと、それなりにおいしい。

イースト菌の底深さ

奥様は食べないといってパンケーキを召し上がっております。

むむむ。

それにしてもイースト菌って何なんだ。

こんなの忘れたからってどうってことはないとは思うものの、やっぱり偉大だな。

実は9割のパンはイースト菌で作られてます。

残りの1割がパン屋さん独自の自家製天然酵母パンなんです。

どうしてイースト菌ばっかりなのか。

簡単なんです。

発酵力が強くて大量生産に向いているのだ。

見た目はサラサラしてコンソメの顆粒みたいです。

でも生きた酵母なんです。

本当は予備発酵とか、面倒臭い作業がいります。

でもドライイートストはそういう手間もなく、粉に直接混ぜ込んで使える顆粒状のイーストです。

だから売れるんだね。

ただし味は平均値。

お店で特別に作ってる自家製のとは違うのだよ。

深いですよ、この道は。

なにごとも人生には深淵がのぞいています。

興味のある方はやっちゃってください。

格言。

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イースト菌を入れないと、ただの小麦粉の塊りしかできません。

See You Again。