新着記事

essay

「ラップトップを抱えた石器人」人間は思ったほどには進歩していない

ヒューマンエラーみなさん、こんにちは。今回は行動生態学者、長谷川眞理子氏の文章を読みます。2003年、朝日新聞に載りました。『ラップトップを抱えた「石器人」』というのがそのタイトルです。ユニークで、目をひきますね。主題は人間が期待されるほど...
essay

「養老孟司・バカの壁」わかるというのはそれほど単純な話じゃない

わかるとは何かみなさん、こんにちは。誰もがよく使う言葉に「常識」というのがありますね。毎日の暮らしの中で、私たちは無意識によく使っています。ここではその常識という言葉の中身を深掘りしてみようと思います。何気なく口にはするものの、どこまで本当...
essay

【小論文】ぶっちゃけホンネとタテマエのどっちに軍配が上がるのか

採点は難しいみなさん、こんにちは。今回はかなりビミョーなテーマです。日本人の最も得意な分野と言えないこともありません。グローバル社会がこれだけ進化しているというのに、日本人の体質はそれほど変化しているとは言えないようです。まさにホンネとタテ...
essay

【絶望の国の幸福な若者たち】希望と満足の変質【今が幸せならばそれでいい】

絶望の国の幸福な若者たちみなさん、こんにちは。今回は精神科医、斎藤環氏の文章を読みましょう。社会学の評論には現代の社会における家族や若者などの調査をもとにした、人間の関係性を論じたものが多いです。この文章のポイントは社会学者、古市憲寿氏の著...
various

【枯野抄・芥川龍之介】芭蕉臨終の場面で弟子たちがみせた心理のドラマ

枯野抄みなさん、こんにちは。今回は芥川龍之介の小説『枯野抄』について考えてみましょう。現代文の授業で習った人がいるかもしれません。残念ながら、ぼくは扱ったことがないですね。たまたま教科書に載っていなかったからかもしれません。読むのはそれほど...
various

「シジフォスの神話」すべての苦悩はわずかなズレと閉塞感から始まる

違和感の本質みなさん、こんにちは。今回は哲学者、小林康夫氏の文章を参考にしながら、違和感を持つことの重要性について考えてみます。例えば、ある時、知らない人の集団にポツンとあなたがおかれたとしましょう。入学式、入社式、あるいはさまざまなパーテ...
essay

【コミュニケーション力・デジタル時代】他者への思いやりと想像力が命

コミュニケーション力みなさん、こんにちは。今回はデジタル時代のコミュニケーション力について考えましょう。1番難しい問題ですね。最近、不登校や登校拒否の生徒が増えているという話をよく聞きます。その理由を探していくと、最初にぶつかるのがコミュニ...
essay

【同調圧力】空気を読むのが苦手な人は長生きできないというリアル

同調するのは難しいみなさん、こんにちは。脳科学者、中野信子さんの『空気を読む脳』を読んだのはかなり前のことです。「空気を読む」っていったい何なのでしょう。その場の雰囲気から状況を推察することをさす言葉のようです。自分が何をするべきなのか、何...
essay

日常の裏側には新鮮な好奇心がよく似合う「現在は未来のためにあるのか」

ことばと感性みなさん、こんにちは。今回は小説家で詩人、小池昌代のエッセイを読みながら、現在はなんのためにあるのかについて考えてみます。彼女の作品をお読みになったことがあるでしょうか。この機会に小説や詩集などを手にとってみるのもいいですね。人...
various

「弱肉強食論」もしゾウが肉食だったら生態系はどう変わるのか「強さの摂理」

保全生物学みなさん、こんにちは。今回は生態系についての研究者、山田俊弘さんの文章を参考して、従来の「弱肉強食論」に踏み込んでみましょう。彼は「強い者が弱い者を支配し食べる」という一般的な弱肉強食のイメージに疑問を投げかけています。確かに強い...
various

【日本語の危機】英語が公用語になる日はあるのか【書き言葉の衰退】

日本語の危機みなさん、こんにちは。今回は日本語の問題を正面から取り上げます。世界中を見渡したとき、非西洋語圏できちんと機能する国語を持っている国はほとんどありません。日常生活で使う言葉の他に、いわゆる翻訳語と呼ばれるものが備わっているのは数...
various

「貧困」格差社会の中で自己責任論は通用するのか「溜めの思想」

貧困みなさん、こんにちは。今回は貧困と自己責任論との関係について考えます。この問題は非常に深刻です。ここ20年くらいの間に、一気に自己責任という言葉が蔓延しました。簡単にいえば、貧しいのは本人が悪いのだという論点です。努力しなかった本人が悪...