小論文 「徒然草・百日の鯉」兼好法師を支えた美意識はわざとらしさの排除だった 徒然草の中に出てくる百日の鯉の話です。料理の名人に鯉の調理をみせてもらいたかった人の話です。もったいぶって、話をつくるくらいなら、ただ素直に包丁をもってさばいてほしかったという兼好法師の美意識を示したた段です。 小論文
小論文 「町田高校推薦・オーバーツーリズム」価値観と文化の違いをどう乗り越えるのか 今年度、都立町田高校の推薦入試問題を考えてみましょう。内容はオーバーツーリズムについてです。しかし400字の制限があります。高校に入った後の自分の行動を予測しながら、他者と折り合いをつけていくための方法を考えさせる問題です。 小論文
本 「源家長日記・良経の急死」暗殺説もあるという新古今集を代表する歌人の謎 新古今和歌集にたくさん収められている藤原良経の話です。彼は仮名序まで書きました。しかし若くして突然亡くなってしまいます。その原因もはっきりとはわかっていません。どのようなひとであっのかを少し深堀してみましょう。 本
小論文 「小論文・オリジナルであるために学び続ける」という坂本龍一の真意は 音楽家、坂本龍一の言葉を使って小論文を考えてみましょう。都立高校の推薦入試に出題された問題です。ポイントはオリジナリティを探す道のりは、日々の学びの中にあるということです。珍しいことでなく、むしろ地道な探求の連続が新しい地平を生むのです。 小論文
本 「源氏物語・心づくしの秋風・須磨」新たな出逢いの予感と海辺の寂しい日々 源氏の須磨がえりという有名な言葉があります。桐壺から読み始めた人も、須磨の段あたりまでくると、くたびれてしまうのです。実はこのあたりからが本当に面白くなるんですけどね。ぜひ、この本を覗いてみてください。 本
学び 「作家・大江健三郎」人間を存在・行動・想像力の結晶として書ききるのが理想 文学は終わったのか。その役割は何か。いずれも難しい問いです。作家はどのようにして言葉を紡ぎ出すのか。それをあらためて考えてみましょう。ここでは大江健三郎の評論を元にして考察します。 学び
小論文 「生成AIvs人類・町田高校推薦」共存は可能か「人間にしかできないこと」 生成AIと人間との共存は可能でしょうか。コンビュータの持つ正確さを人間に求めることはできません。記憶力では完全に人間は負けています。それではどの分野で生き残れるのか。それを考えてみましょう。 小論文
小論文 「小論文必勝法」一文50字以下を厳守。短い文は正義「漢字は30%」 小論文は短文でまとめる。これが鉄則です。一文は50字以内にしましょう。それだけで読みやすい文章になります。しかしこれがやってみると、実に難しいのです。とにかく書いてみる。長かったら切る。この練習を続けてください。必ず上達します。 小論文
本 『源氏物語』は一条天皇の中宮・定子に捧げた鎮魂のための創作だったという説 源氏物語は平安時代を代表する文学作品です。紫式部はこの物語をどのような構成のもとに書き始めたのでしょうか。具体的には誰をイメージしてまとめたのか。それを考えていくと、彼女の周囲にいた人間模様がはっきりと見えてきます。 本
小論文 「町田高校小論文」最善の手を求め藤井聡太名人は沈思黙考した「AIの時代」 AIと人間の違いは何か。コンピュータと人間の差は何か。それを真剣に考えなければ、これからの時代を生き抜くことはできません。令和6年度の町田高校の問題は内容の豊かなものでした。小論文は難しいです。真剣にあなたも考えてみてください。 小論文