新着記事

essay

【立原道造・夢見たものは】純粋な幸福を願う詩が気品のある合唱曲に

ひとつの幸福みなさん、こんにちは。今回は立原道造の 詩について少しだけ書かせてください。彼の名前を知っている人がどれくらいいるでしょうか。高校の授業で取り上げられることもあります。しかし名前も聞いたことがないという方が大半かもしれません。た...
various

note記事

noteに投稿した記事をランダムに表示しています。ご一読ください。
essay

落語のリズムは裏拍にあるという神聖な真実

落語論コラムニスト堀井憲一郎の『落語論』『落語の国からのぞいてみれば』の2冊を再読しました。とくに『落語論』は大変興味ある内容のものです。3部に分かれていて、本質論、技術論、観客論からなっています。その中でも特に噺をする立場から書いた「技術...
essay

かつて東大入試にも出た落語と精神分析の本がコレ!

落語本の愉しみ落語本には演芸評論家が書いたものと、噺家本人の聞き語りが多いですね。どちらも大変面白いです。文楽、志ん朝、談志、円生、志ん生などのものはどれも、そこに噺家本人がいるような気がします。最近の噺家も随分と本にまとめていますね。落語...
various

「梶井基次郎・檸檬」作家の望んだみすぼらしくて美しいものとはなんだったのか

みすぼらしくて美しいものみなさん、こんにちは。今回はかつて行った授業を思い出しながら、文章を書きます。梶井基次郎の代表作『檸檬』です。ご存知でしょうか。掌編というのにふさわしい短い作品です。この小説には独特の言葉がいくつもちりばめられていま...
various

「大鏡・蔵人頭・藤原行成」天皇の側近として活躍し道長との関係を築いた長官

蔵人頭(くろうどのとう)みなさん、こんにちは。今回は『大鏡』を読みましょう。藤原行成(972~1028)は平安時代中期の公卿で書道の達人です。小野道風、藤原佐理とともに「三蹟」と称せられ、世尊寺流の祖となりました。清少納言とも親しく、蔵人頭...
essay

【トロイアの遺跡・古代への情熱】シュリーマンに祝杯を捧げたくなる

古代への情熱みなさん、こんにちは。今回はシュリーマンについて少し書かせてください。みなさん、ご存知でしょうか。名前くらいは聞いたことがあるという人も多いでしょうね。1822年生まれ。ドイツの考古学者、実業家です。ギリシア神話に登場する伝説の...
essay

【路上観察】知らない風景の中を歩いて道に迷うことは最高の楽しみ

知らない風景みなさん、こんにちは。今回は迷う話です。知らない道を歩くのは楽しいですね。どこに何があるのかさっぱりわからない。だから楽しいのです。子供が迷路遊びをするのと同じです。大きなひまわり畑の中を彷徨いながら、自分がどこにいるのかわから...
essay

【閾値とは何か】この難解な表現が今を生きることの難しさを示している

閾値(しきいち)みなさん、こんにちは。今回はあまり聞いたことのない難しい表現の話をします。ズバリ、閾値(しきいち)です。どこかで聞いたことがありますか。難しい言葉です。最近よく見かけるようになりました。しきい値と書くケースもあります生物学の...
essay

【漂流】見たい情報と信じたい物語の間を人は今日も彷徨い続けるのか

漂流みなさん、こんにちは。今の日本の状態を一言で表現するとしたら、「漂流」が1番ふさわしいだろうという記事に出会いました。世界の人々はそうみているようです。「ジャパンアズナンバーワン」などと声高に叫んでいた時代は何だったのでしょう。100均...
various

「唐語林」信義によって人心をおさめる政治のあり方を示す逸話「徳」

徳の政治みなさん、こんにちは。今回は徐敬業という人の行った治世の方法について学びましょう。いわゆる徳治政治を貫いた思想家としてよく知られている人です。唐の太宗の子、第3代皇帝(在位649~683)高宗の時代の話です。多数の無法者が集まって群...
various

「讃岐典侍日記」亡き堀河天皇と幼帝鳥羽天皇とに対する作者の心情は

作者の心情みなさん、こんにちは。今回は『讃岐典侍(さぬきのないしのすけ)日記』を読みましょう。讃岐典侍(1079~)は藤原顕綱(あきつな)の娘で名前を長子といいます。『蜻蛉日記』の作者で有名な藤原道綱の母の子孫にあたります。この作品は110...