【筒井筒・伊勢物語】女性のまごころが最後に男の愛を掴みとった話
新着記事
【をかしげなる猫・更級日記】古典文学に描かれた猫の生きざまはしたたか
『更級日記』は平安時代を代表する日記文学です。その中に出てくる猫の話をここでは紹介しましょう。夢に出てくる話の中に猫が登場します。その面影をしのぶたびに、猫がよりかわいらしくなっていったのです。
【安元の大火・方丈記】都の大半が燃え焼死者数千人を数えた未曽有の災害
都の大半が燃え、焼死者数千人を出した火事が、安元の大火です。鴨長明はその様子を子細に書き留めています。平家が滅亡していく時代の様子を無常観とともに描いています。
【水魚の交わり】劉備玄徳は漢室再興の志を参謀である諸葛孔明に委ねた
水魚の交わりという言葉をご存知でしょうか。本当に親密な仲のことをいいます。劉備玄徳は 漢室再興の 志を参謀である諸葛孔明を得たことで大きく前進させました。三国志は実に楽しい本です。
【唐土の后の兄・閑居友】放浪をやめなかった兄が目指した救済の形とは
中国で聞いた話だそうです。王の后の兄が、みすぼらしい恰好をして、諸国を遍歴しました。何をいっても帰ってきません。そこで后は貧しい恰好をしている人に対して、やさしくしてあげるようにという宣旨を出します。その結果、生活困窮者が助かったというのです。
【学校推薦型選抜のリアル】年内入試は慎重に大学の将来まで見極めるべき
年内入試が声高に叫ばれています。早く決まるのはコスパがいいですが、よく考えないと、あとで取り返しがききません。推薦入試は基本的に合格したら、必ず入学しなければならないからです。いくつものバターンがあります。よく研究してください。
【年内入試・少子化】焦りだした大学と受験生の思惑が完全に一致する日
共通テストが予想以上に難しいのです。私立大学を受験する人は別の勉強をしなくてはなりません。非常にコスパが悪いのです。さらに少子化によって年内入試が盛んになりました。都市部では共通テストから離脱する生徒が増えています。