ご機嫌な人
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
今回は長命の話。
といっても動けないで、ただ生きてるのはつらい。
元気で活躍できる健康寿命を長く保つ秘訣です。
男性は72歳、女性は75歳が平均です。
ちなみに平均寿命は男性82歳、女性88歳です。
つまり10年間ぐらいは調子の悪い状態で生きてるっていうことです。
これは勘弁だな。
好きなこともやれないで、寝たきりなんていうのは最悪です。
じゃあどうすればいいのか。
つまり健康寿命を延ばすことです。
どうやったらできるのか。
笑って楽しく生きることができればいいんです。
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そんなこと、できるかどうか誰にもわからないじゃないか。
そりゃそうです。
だからこそ、ご機嫌でいることが大切なんですね。
今月号の文藝春秋にそんなことが書いてありました。
お医者さんの観察によれば、機嫌のいい人というのは基本的に長命なのだそうです。
これだけストレスの多い時代に、いつも上機嫌でいるためには、ある種の才能が必要なのかもしれません。
笑っていると、人が集まってきます。
楽しそうだからです。
すると笑っていた本人は以前より楽しさが倍増するそうです。
ちょっと落語みたいですね。
面白くなくても笑う。
そのうちに面白くなっていく。
性格の違い
上機嫌でいると、性格まで自然に明るくなっていくとか。
結局人間とは他人の目に映った自分を見て生きる脳髄そのものなのかもしれません。
他の人の目にどのようにうつるのか。
それが実は一番大切なことでもあるのです。
ここまで書いて、突然太宰治の『斜陽』を思い出しました。
この小説にはいくつもの独白が出てきます。
その中で一番有名なのは、主人公の遺書です。
そこにはいつもはおまえは道化のようだと言っていた人々のことが書かれています。
主人公が本当に苦しんでいる姿を見て、どうせ苦しいふりをしているだけだと呟いたとか。
それが1番つらかったという独白です。
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これはある意味で、人間の真実を描いていますね。
道化ということを人一倍意識していた太宰のことです。
はっきりと見えた心の風景なのでしょう。
人間の本当の姿は他人には結局認知できないものなのかもしれません。
では自分にはわかっているものなんでしょうか。
それも曖昧な要素が多い気がします。
そこに複雑な人間の本質があるみたいです。
とすれば少しでもご機嫌な状態でいる時間を長く持つ方がいいんじゃないでしょうか。
他人との関係が円滑になればそれが1番です。
10年の差
医学的にいうと、気むずかしい人とごきげんな人とでは寿命が平均10年は違うのだそうです。
楽天的というのとはちょっとニュアンスが違います。
しかし「ご機嫌」という表現には今の時代を象徴しているある種の本質的な生き難さをも感じます。
じゃあ、どうすればそうなれるのか。
これは難問ですね。
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何にも気にするなと言われて、そうしましょうと簡単にできるワケではありません。
ストレスなんかためないで、すぐに忘れて寝ちゃえといわれて、実行できる人は、ある意味超人です。
普通はグダグタと同じようなところをいったり来たりしているのです。
悶々として、どうにもならない。
お酒でも飲めばなんとかなるというワケでもありません。
忘れなければという思い込み
1番厄介なのは、忘れなくちゃいけないことをなかなか忘れられないということです。
本当に気にしなくなったら、なんにも考えないのです。
気にしていたことも覚えてない。
それが本当に解放された状態です。
トレーニングが必要ですね。
どんな訓練がいると思いますか。
人によってみんな違うのです。
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性格が違うようにね。
だから面倒臭い。
上機嫌でいられるようにたえず心を穏やかにすることです。
そのための方法はまた今度書きましょうね。
その前に1ついい方法を伝授しましょう。
道楽を持つことです。
のめりこんじゃうと忘れちゃうもんです。
じゃあね。
See You Again。