【ストライキ消滅】労働者の権利とはいうものの日本の明日はどこへ【西武】

スポンサーリンク

ストライキ

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

つい2か月前にストライキがありましたね。

そごうと西武の話です。

西武池袋本店がストライキに突入したのです。

昔はちょいちょい、国鉄が止まったものです。

国鉄なんて懐かしい呼び方ですけどね。

動労、国労などといって、とてつもなく強い組織でした。

あの力の源はどこにあったのでしょうか。

いつの間にかパワーが抜け落ちてしまいました。

賃上げを勝ち取るためには、まずストライキでした。

労働者からすっかり元気がなくなったのか。

それとも他に理由があるのか。

ストが少ない日本でも賃上げを要求するには、他にいい方法がありません。

経営者はいつも従業員のことばかり考えているわけではありませんしね。

西武は外国の投資会社に買収されそうだという話を聞きました。

賃上げよりもまず、雇用の維持と事業の継続ですかね。

地元の人はストを支持しているという話も聞こえてきました。

マスコミも随分ニュースに取り上げました。

長年見られなかった光景です。

日本の百貨店でストライキが行われるのは61年ぶりだそうです。

親会社の流通大手・セブン&アイ・ホールディングスは、それでも売却を最終的に決議しました。

ストライキの翌日には、そごう・西武は投資ファンドの傘下に入ったのです。

西武といえば、堤清二の名前がすぐに出てきます。

父親にもらった資産がこのデパートだったのです。

本家の兄、堤義明は西武鉄道や国土計画という中核になる大企業を引き継ぎました。

スポンサーリンク

セゾングルーブ

妾腹の堤清二は父に勘当され、それでももらえた当時の小さなデパートを、やがて文化の発信地にまでしました。

セゾングルーブといえば、劇場やパルコなどの斬新な営業が記憶に新しいところです。

しかしその西武も消えていくんですね。

あとには大型の電気店が入るとか、入らないとか。

勤めている人たちにはそれぞれの生活があります。

文化の発信基地を失いたくないという気概もあるのでしょう。

労働者の権利といえば、それまでですけど、いまや労働組合もその意味合いがかわってしまいました。

数年前にローマに行った時、突然コロセウムでストがありました。

夏休みで1番観光客が多い時に、ストをやっていたのです。

半日、入れませんでした。

それでもみんな黙って従っています。

ベネッチアでも突然水上バスがストライキ。

まさか歩くわけにもいかず、半日くらい、みんなぼんやりしてましたよ。

ストライキというのはそういうもんです。

国鉄だけでなく、私鉄でもストはありました。

学校が休みになって嬉しかった記憶もあります。

世界中が効率を最優先し、人々の日常がどこかへ吹き飛んでしまったかのようです。

西武のストライキその後はどうなったのでしょう。

もう大型電気店は開店したのか。

なんとなく、味気のなくなった街にはきれいな店がたくさん並んでいます。

物価が高く、ひどい円安のこのご時世に、ストライキをうとうなどという人たちはどこへいったのか

ウーバーイーツにいるのか、ヤマト運輸なのか。

個人営業だといわれ、1人1人が経営者ですと分別される世の中です。

スポンサーリンク

どこにストライキのネタが転がっているのやら。

今日はここまで。

じゃあね、バイバイ。