ダンスク
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
今日は金継ぎの話をさせてください。
今は大変なブームみたいですね。
コロナで時間ができたということもあるんでしょう。
昔からのものを大切にしようという考え方も底にはあるとみました。
金継ぎとは割れたり欠けたりした器を漆でくっつけ、そこに金粉などで飾る手法です。
見たことがあると思います。
特に日本の食器に映えます。
自分だけの器に早変わりしてしまうのです。
SDGsの精神にも通じるのか、金継ぎセットがよく売れるそうです。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2022/03/hearts-6963368__480.jpg)
教えてくれる教室もあちこちにあるとか。
この前も新聞に載っていました。
ちょっと覗いてみたい気もします。
というのも、ぼくにも1つだけ金継ぎをしたいマグカップがあるからです。
結婚式の引き出物に随分と昔にもらいました。
それを長い間、愛用していたのです。
毎朝、ミルクを入れて、紅茶のティーバッグをと一緒にレンジで温めています。
邪道かもしれませんけど、時間がないのでね。
ところがある時、ちょっとしたことで、飲み口のところが、ほんとのわずか欠けてしまったのです。
もう捨てようかなと思いました。
でもなんとなく気にいっていたのです。
調べると、ダンスクとありました。
なんとか金継ぎを
このメーカーはかなりの老舗のようですね。
北欧を中心に各国で人気がのデザイナーによって作品がつくられているとか
世界中に工場があるらしいです。
ぼくはなんにも知らないので、すぐに捨てる気になりましたけど。
ほんのちょっと欠けただけなのです。
そのまんま、現在も使っています。
新品の器より大事にするというのがいいですね。
実際にどうやってやるのか。
本もたくさん出ています。
欠けたところを黒漆で「中塗り」し、既に漆で継いだ部分を砥石の粉を混ぜた「錆漆」で整えます。
さらにやすりで研いでなめらかにするのです。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2023/05/5f4ee67c-f0bc-482e-9054-610f64400011-1024x576.jpg)
漆が固まるのに適切な温度や湿度を保つのも難しいようですね。
工房では「漆風呂」というところに保管され、何度も同じ工程を繰り返すのだそうです。
最近はあちこちにこういう類の金継ぎ教室があるのだとか。
2、3か月通えば、一通りの方法は覚えらるというので、ちょっと食指が動きました。
時間がない人は、セットを手に入れるという方法もありそうです。
丁寧な解説書もついているので、これもありかな。
Youtubeなどでも詳しい解説をしてくれています。
なかには100均の素材だけで、金継ぎをするなどという記事もあって、すごく驚きました。
世の中はどんどん変わりますね。
ぼくもマグカップをなんとかします。
どうぞ、存分にトライしてみてください。
割れたお皿や食器があなたの家にもあるのではありませんか。
今日はここまで。
ではでは、バイバイ。