【人たらしの神技】人をそらさずに誰からも可愛がられて生きていく道

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人たらしの語源は

みなさん、こんにちは。

ブロガーでアマチュア落語家のすい喬です。

今回はちょっと趣向をかえて、人の生き方について考えてみましょう。

今まで随分、たくさんの芸人さんをみてきました。

アマチュアで落語をやりながら、プロの芸人とよく話をするチャンスがあったからです。

落語会のあとは、打ち上げと称して、近くの店で一杯のむこともよくありました。

コロナになって、酒席を囲む会は減りましたけどね。

それでも楽屋でお話をしたりすることもあります。

いつの間にか有名になり、テレビでよくみかけるようになった方もいます。

その反対にマスコミに顔を出すことなく、寄席や地方を回っている人もいます。

この人は売れるなという人には何かがありますね。

いろいろ考えてみると、ズバリ彼らは「人たらし」です。

この言葉の語源は「人をだますこと」「人をだます人」です。

けっしていい意味ではありません。

漢字で書くと「人誑し」と書きます。

「誑」には「だます」「たぶらかす」という意味があのです。

ちなみに「女たらし」という表現は最悪ですね。

なぜか「男たらし」とはいいません。

いずれ出てくるのかな。

とにかく人をそらさない。

気を遣う。

話術やしぐさなども明快です。

ついファンになり、応援してあげようという気にさせるのです。

語源は欺く(あざむく)だと言いました。

元々は悪い意味なのです。

しかし今はいい意味でも使われています。

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人の心を掴むには

人たらしの人は相手の心を掴むのがうまいです。

1番大切なのは相手への気遣いです。

どこか可愛いんですね。

いつでも笑顔でポジティブだからです。

人懐っこいので、そばにきてもあまり負担になりません。

彼らは何事にも好奇心が旺盛です。

だから相手の話をよく聞こうとします。

リアクションがいいのです。

話し手としては、気持ちが自然とよくなりますね。

いい気分になってつい喋ってしまう。

そのうえ、距離感を保つのも上手です。

ここいらで終わりにしようと考えていると、それ以上に入り込んできません。

万事に気を遣うのがうまいのです。

年上の人に対する柔らかい雰囲気が、年下の人にも自然と伝わります。

細かなことにすぐ気がつくので、余計なことをいう必要もありません。

それでいて話が面白い。

人たらしは相手にものを与えようとします。

具体的なものでなくてかまいません。

言葉でも雰囲気でも、やさしさでも。

その結果、自然と応援団が周囲にできます。

その輪が広がると、あらゆるところで力になるのです。

人間は縁で繋がっています。

それを切らないで大切にするのがうまいのです。

とはいえ、へつらって頭を下げているばかりではダメですけどね。

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チャンスをいかせ

ここぞという時には、精一杯型のいい見栄を切ることです。

あいつはやれるというお墨付きを得るためです。

聞き役にも話し役にもなれる。

そういう芸人だけが、生き残っていけるのです。

これはあらゆるシーンで使える万能のスキルです。

是非、お試しを。

ただしこれだけはご注意。

幇間(たいこもち)になれといっているのではありませんよ。

己れをしっかりキープし続けないと、いずれ流されてしまいます。

そういう芸人を随分とみてきました。

加減がとても難しいのです。

地頭の良さが求められます。

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今日はここまで。

じゃあね。

バイバイ。