お金だけが目標じゃない
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
最近、この人の動画をよく見ます。
このブログで取り上げるのは2度目です。
経済アナリストです。
いろいろな株の話や、経済の見方などをていねいに説明してくれるので、経済オンチのぼくには有難いです。
ガツガツとお金、お金と叫ばれると、もう見る気がしませんけど、彼女のはそうではありません。
この人の苦労は並々でなかったようです。
それだけに身体の芯に他者への思いやりがこもっています。
お金をどう稼ぐかというメッセージを、つい最後までみてしまいました。
いくら稼ぐためには何をしろというのが、普通の動画です。

しかし彼女はそんなことを何もいいません。
とにかく自分だけが喜ぶのはNG。
誰かのためになる仕事をしながら、その結果として報酬をもらうというのなら、それはやる価値があるというのです。
ただなんとなくお金を手にしても、ちっとも嬉しくない。
自分が誰かのためになっているという実感が、何よりも大切だというのです。
ここでインタビューをしている男性の存在が、結構重要ですね。
画面には出てきませんが、実に上手に彼女のホンネを探り出しています。
過去にいろいろなところで働いてきた馬渕さんが、本気になって、ちっとも楽しくない仕事ならやらなかったと述懐しています。
少しずつ、自分が成長できめる実感を持つ中で、いい上司に恵まれたというのです。
つまり価値のある仕事をしてきた。
たとえ報酬が少なくても、やる意味がみつけられるものなら、やってきたそうです。
彼らの持っていたノウハウをちょっとでも、自分のものにできたらと思って努力を続けました。
傲慢になったら終わり
しばらくしてうまくいくと、人間は必ず他人を見下すのだそうです。
そうして、もう学ぶことはないと考え始める。
そうなったら、もうおしまいだと彼女はいいます。
いくらお金を稼げるようになっても、人は必ず離れていく。
悲しい現実ですね。
いつでも他者のことを考え続ける。
それが結局は自分に戻ってくるワケです。
単純なことですけどね。
しかし難しい
いろいろな動画を見ていると、ちっとも幸せそうでないトレーダーが、何人もいることに気づかされます。
とんでもなく高価な車に乗っている様子をみていても、楽しそうじゃありません。
人間というのは、結局誰かのために自分が生きているという実感が必要な生き物なんでしょうね。
別の言葉でいえば、貢献しているということです。
それが結局はめぐりめぐって、自分を幸せにするのです。
いくらお金があっても幸福じゃない人はたくさんいます。

それを彼女の動画は実に見事にみせてくれます。
そういう意味で、無理に人を陥れるような仕事に、引きずり込まれそうになって仕事をしたこともあるという告白は深い意味をもっていると感じました。
今回の動画もタイトルは随分浅薄ですが、これは視聴者を獲得するための荒っぽい手口です。
許すとしましょう。
それよりも馬渕さんの生き方に、大いにインスパイアーされました。
お金とは無縁な話の部分が、1番内容が濃かったです。
彼女の数多い動画の中でも、この1本は格段にいいですね。
人生の荒波を越えていくための指針になります。
男性のインタビュアーとの掛け合いが、実に見事です。
笑顔のいい人はいいですね。
今回はここまで。
じゃあね。
バイバイ。