アマチュアvsプロ
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
落語の話ばかりで申し訳ないけれど、やっぱり気になるのでね。
山崎邦正というタレントを知ってますよね。
「ガキの使いやあらへんで」で有名です。
暮れに絶対笑わないというテレビ番組で、いつもお尻を叩かれてる人です。
その彼が、今じゃ噺家なのだ。
知ってましたか。
月亭八方の弟子で、月亭方正という高座名を持ってます。
大阪弁がおかしくなったとかで、東京から大阪に移住。
それ以来、稽古をちゃんとやったんでしょう。
関西でも人気のある噺家になりました。
すごく真面目な人です。
師匠の八方もどこまで本気で落語をやるのか、見ていたのです。

本物だなということで、他の師匠方の反対を押し切り、寄席に出しました。
ほんのわずかのうちに、難しい噺の代表「鼠穴」までクリアしたとか。
その彼がヨネスケちゃんねるで、桂米助と対談してます。
題して、アマチュアとプロはどこが違うのか。
とにかくアマチュアでも上手な人がたくさんいて、勝ち目がないと方正はいいます。
そんなこと考えたこともないと言いながら、ヨネスケの言うセリフが面白いのです。
師匠がいるかどうか
ヨネスケの意見によれば、どうってことはないのです。
つまり師匠に習って落語を覚え、それを高座で披露している人がプロ。
勝手に覚えて喋っている人がアマチュアだというのです。
なるほど、そんなもんかもしれません。
柳家喬太郎は大学を出てから、しばらく本屋さんに勤めてました。
どうしても落語家になろうと腹を決めたときは、野垂れ死にをしてもいいと考えが決まった時だと言ってましたね。
芸人はろくな死に方をしません。
それでもいいやと思い切れるかきれるかどうか。
いくら一生懸命やっても、人気がでるかどうかはわかりません。
本当に食っていけるかどうか。
それさえもわからないんです。
そういう意味で、自分から師匠のところへ飛び込んで弟子にしてもらい、完全なタテ社会の理不尽にもめげずに生きるというのは、並大抵のことじゃありません。
つまりそれがプロなんだ。
逃げ道がどこにもない。
頼れるのは自分だけ。

みんなが自分の自慢話をしているときでも、黙って聞いていられる覚悟があるか。
それだけだよと言ってました。
そんなもんかもしれないな。
その回の動画があるので、貼り付けておきます。
見てみてください。
つまりぼくには覚悟がないのです。
プロじゃないからといって逃げる。
だからうまくはならない。
これが結論です。
今日はここまで。
じゃあね。
バイバイ。