【たかがラーメンされどラーメン】これほどに奥の深い食べ物も珍しい

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たかがラーメン、されどラーメン

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

最近はラーメン戦国時代そのものですね。

幹線沿いにはたくさんのラーメン屋さんが生まれては消え、生まれては消え。

ついこの間まではあったのに、と思っている間もなく閉店してます。

なんともはかないね。

巷ではどこの店が一番うまいかなどという雑誌がよく売れています。

ラーメン行脚の番組も実に多いです。

中には武者修行ものなどもある。

一言も喋らない怖い師匠の前で、皆が黙々とラーメンをつくっては案の定、怒鳴られているなんてのを随分と喜んで見ました。

あの人も亡くなりましたね。

息をするのも許されず、喋ったりしたら追い出されるのです。

そんなのありか。

とにかくラーメンは奥が深いのです。

なんとか系、なんとか系とかいって、さていくつの系統があるのやら。

そんなことは何にも知らず、ただ暖簾をくぐるだけです。

町中華などとと呼ばれている店の風情に1番あうのが、ラーメンですね。

屋台もあります。

チャルメラの音も風情があって、そそられる。

一杯飲んだら、必ずシメはラーメンなんていう人もいますからね。

しかしこだわり始めたら、水から鶏から豚から野菜から、はては部屋の温度まで気になるものらしいです。

もちろん麺は自家製に限る。

店主はひたすらラーメン道に邁進しています。

なにがあっても気が散るらしい。

クーラーも客のことを考えて設置しているワケではないんですね。

ひたすら麺のためなのです。

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ラーメン博物館

繁盛してますね。

1度も行ったことがないけど。

新横浜ラーメン博物館に勤める某氏は、高校時代から日本中のラーメンを全て食べ尽くそうと心に誓ったというのです。

これも半端じゃない。

今でも1日に5食は食べるそうだ。

ちょっと味見をするだけで、店の内装から親父さんの顔までが浮かんでくるのだとか。

彼を通といわずして誰を通と呼べばいいのかな。

人が並んでいれば、ちょっと寄ってみるかと思うのもまた人情というものです。

しかし人がどんどん並ぶようになれば、当然どこかに店主の心にも奢りが出ます。

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必然的に作りは雑になるのだ。

するとテキメンに味が落ちる。

その結果客足が絶える。

その勢いはすごい。

急坂をすべり落ちるようなもんです。

この繰り返しが世の常なんでしょう。

テレビで話題の店だって、本当にうまいのはそう幾つもないのだ。

タレントの皆さんの食レポは一種の演技なのです。

あれで生活してるんですからね。

その立場になれば、結構つらいんです。

この業界はまさに戦国乱世です。

立地も大事だ。

どこに最初の店を持つかは、経営者にとって最大の関心事なんです。

客層しかり、回転率しかり。初期投資しかり。

気になることは山ほどあります。

プロがみれば、回収率から原価率までわかるんです。

怖い世界だよ。

だからこそ、たかがラーメン、されどラーメンなのです。

しかしあの味にはひかれるよ。

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最近のコンビニのラーメン戦争も、かなりえぐいですね。

一風堂もなかなかやるね。

カップ麺もインスタントもはるか昔から熾烈な戦いを続けてます。

今日はここまで。

じゃあね。

バイバイ。