純烈のようなもの
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
つい先日、とあるスーパー銭湯へ落語をやりにいってきました。
広い館内にはたくさんのゲーム機。
お休みどころに、お風呂、サウナ、岩盤浴。
オマケに大きな宴会場もありました。
実はそこで落語をご披露したのですが、その前に1時間ほど、男性コーラスのコンサートがあったのです。
もちろん、入場料は別料金です。
それでもファンはありがたい。
温泉施設への入場料を出し、さらに彼らのコンサートだけのチケットも買ってくれるのです。
メンバーは4人。
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まさにあの純烈の世界です。
去年の大晦日、紅白歌合戦を有楽町のホールまで見にいきました。
あの時も、ご本家の純烈は出ていたっけ。
後を追いかけているんですね。
すごいもんだ。
少し調べてみたら、かなり有力な後継者たちらしいです。
他にも純烈の後を追いかけているグループが何組かあるらしいね。
ちっとも知りませんでした。
ここのところ、演歌の女性歌手の後に一席披露する経験もしました。
名前を全く知らなかったので、あとから家に帰ってYoutubeで検索したりもしたのです。
楽屋にいた時、ふらっと入ってきた初老の人がいました。
少しだけお話をしたら、カメラマンなんだそうです。
ずっと専属で追いかけているとのこと。
芸の世界は厳しい
きっといい写真がとれないと、仕事がなくなっちゃうんでしょうね。
ぼくも昔、広告代理店にいたことがあります。
あの頃は、写真屋さんとよく一緒に仕事に出かけました。
料理の写真や、店の雰囲気が一目でわかるようなのをたくさん撮ってもらったのです。
みなさん、フリーでしたね。
つい先日もその初老の方と少しだけお話をしました。
随分あちこちへ行くようです。
最近はお風呂と宴会場がセットになった娯楽施設が各地にありますのでね。
純烈はいいところに目をつけました。
どこからヒットが生まれるか、全く予想もできません。
以前なら、飲み屋さんの有線放送とかカラオケと決まってました。
今じゃ、宴会場のあるスーパー銭湯ですからね。
その純烈も結成してわずかで1人が抜けました。
苦労して這い上がってきたのに、さぞや無念でしょう。
お金や女性にからむ話がないといったら嘘になります。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2022/06/undraw_omega_4kob-1024x783-1.png)
無名時代を支えてくれた人もいるでしょうしね。
また今年いっぱいで、メンバーの1人が抜け、新人がオーディションで入るとか。
つねに新しい話題を作り出し、マスコミの前線にでていなければなりません。
そこまでやっても売れる人はほんの僅かです。
実力があれば、それで生きていけるという世界でもない。
いつまで続けられるのか。
なんの保証もないのです。
落語家とおんなじです。
1000人もの噺家がいると聞いています。
全員に仕事があるとはとても思えません。
見栄の商売です。
出ていくお金もたくさんあります。
それでも歌いたし、演じたい。
いったい、人間というのは何なんでしょうね。
今日はここまで。
じゃあね。
バイバイ。