ザリガニ捕り
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
誰にでも子供の頃があります。
どんな遊びをしたのかというのは、すごく大事です。
親戚の家が大きな川の傍にあったので、遊びにいった日はずっと川の中にいました。
魚を捕まえるというより、その川で遊んでいるのが楽しかったんですね。
しかしそれよりももっと熱中したのはザリガニ捕りでした。
何があんなに面白かったのかな。
今も謎のままです。
春になると、1日中、ザリガニ捕りをしました。
小学校の高学年になってもまだやってましたね。
家から自転車に乗って出かけました。
かなり遠くの田んぼです。
まだ東京にもあんなところがあったんですね。
とにかく広かった。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2022/09/1551666-1024x576.jpg)
里山と呼んだ方がいいかもしれません。
今日は田んぼへでかけるとなると、朝からちょっと興奮しました。
あんな気分はもうなかなか味わえません。
今なら、いいおじさんがギャンブルをしにいくような感じかもしれません。
ザリガニはいくらでもいました。
アメリカザリガニです。
誰かが田んぼに離したのかな。
それがどんどん増えて、害虫とでも呼べばよかったのかも。
餌の準備
とにかく餌が必要です。
蛙です。
大きな蛙をまず泥だらけになってつかみます。
これが一仕事でした。
しばらく格闘の後、やっとのことで手に入れることに成功するのです。
蛙は幾らでもいました。
あの頃はなんでもなく蛙がつかめたんです。
今同じことをやれと言われても、ちょっとご遠慮申し上げますね。
どうもあのぬめぬめとした感触がダメです。
なぜかなぁ。
随分ホンモノの自然から遠ざかってしまったもんです。
我ながら情けない。
しかし今、ぬめぬめとした生き物は完全にNGです。
この蛙を八つ裂きにするのです。
足を引っ張ってちょん切る。
それから皮を剥く。
なんて残酷なことをしたことか。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_0490.jpg)
しかしこれが一番の餌なのです。
足の先をひもに結わえ付けて、棒の先に結びます。
これで準備万端というわけです。
あとは片っ端から田んぼにつっこんでは釣ります。
面白いようによくとれましたね。
指を挟まれないように注意しなくちゃなりません。
途中で蛙を新しいのに取り替えます。
やっぱり新鮮な方がザリガニはよく釣れたんです。
獲物を次から次へとビニール袋に入れて、意気揚々と引き上げる頃はもう夕暮れでした。
しかしあんなもの、いくらとってもどうしようもありません。
食べることもできないんです。
結局あの後、どうしたのかなぁ。
それでもザリガニ捕りは我が生涯最高のイベントでした。
今でもそう断言できます。
今日はここまで。
じゃあ、またね。
バイバイ。