【頭を雲の上に出し】富士は日本一の山とはうまいことを言ったもんだ

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富士は日本一の山

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です

空気が澄んで、遠くに山々が見えるようになりましたね。

実にいい陽気になってきました。

車でぼんやり走っていると、はるか遠方に突然富士山が見えてくるスポットがあります。

格別ですね。

なんとなく懐かしい人に出逢ったような気分とでもいえばいいのかな。

その現れ方が突然なんです。

だから不意打ちをくらったような気持ちになります。

けっしてイヤじゃない。

よくそこにずっといてくれたねというねぎらいの感覚に似てます。

この山は飛行機から見ても新幹線から見てもいいです。

不思議な思いがよぎります。

やはりそれだけ日本人にとっては思い入れの強い山なんでしょうね。

富士は不二とも書きます。

つまり2つとないという意味なんでしょう。

似たような形の山は幾つもあるものの、あれだけのどっしりとした風格を持つものは他にありません。

だからこその不二なんです。

うまい名前をつけたものです。

当て字でしょうか。

いろいろな漢字をあてはめていますね。

「不死」とか「不尽」とか。

どれもなかなかのセンスです。

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竹取物語

日本最古の物語である『竹取物語』の中にもこの山は登場します。

天に戻ってしまったかぐや姫を慕うあまり、帝は最も天上に近いと思われた富士の山へ使者を送るのです。

そこで不死の薬を燃やし、煙が天に届くのを見届けさせたのです。

この不死には熱い願いがこもっています。

富士山には死を超越する何かがあるんですね。

麓にはたくさんの湖があります。

それが昔はたった1つだったとか。

何度もの噴火が5つに湖を分けたという話にも神秘を感じます。

山の底を風が吹き抜け、今でもいくつかの洞穴があります。

常に零下に保たれるという実に不思議な場所です。

近隣の樹海に入れば、磁気が完全に狂い、方向を全く見失うともいいます。

作家の松本清張はこの樹海を見事に小説の中に蘇らせましたね。

『波の塔』がそれです。

今でも遺体が出てくる場所です。

恐ろしいね。

ぼく自身、かつて何度かこの地に泊まり、近くの山にも登りました。

西湖と樹海を見ながら、しばらくそのパノラマに酔いしれたものです。

見事ですよ。

富士山も5合目までは車で簡単に登れます。

木も満足に生えてない、とんでもない山です。

今でもたくさんの観光客を集めてます。

もちろん登山者も多いですね。

お正月もご来光を拝みに来る人で、山頂はにぎわってます。

北朝鮮に拉致された人々も、富士山を見た時、本当に日本に戻ったという実感を得たといいます。

「富士は日本一の山」という歌の文句は、実に言い得て妙というしかないのだよ。

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今日はここまで。

じゃあね。

バイバイ。

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