インスタ映え
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
映える写真の撮り方というのはいろいろありますね。
ぼく自身、インスタはやってないけど、なるほどこれぞという写真がたくさんあって楽しいです。
見てる分にはね。
しかしこれを写すのは楽じゃない。
そりゃそうです。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2022/09/usagi2-980x735-2.webp)
それらしい背景がまず必要じゃないですか。
今日もニュースでやってました。
下北線路街の空き地がバックです。
骨のまわりに紙をはって、かわいらしいウサギをあしらったモニュメントがありました。
登場したウサギは立ちポーズと寝そべりポーズの2つ。
「Museum of the Moon」とのコラボレーション展示もあるそうです。
大きな月と大きなウサギか。
この共演は映えますね。
最近のスマホはやたらといいカメラがついているから、夜景もきれいに撮れる。
妙齢の女性が何人かでポーズをとったりすれば、それはいけるのだ。
なんでこんなに熱中しちゃうのか。
その理由は簡単です。
「いいね!」や「フォロワー」の数が欲しいから。
いい写真にはつい「いいね!」をしちゃう。
写した本人たちも嬉しいです。
誰かが喜んでくれるんだからね。
荒木vs篠山
たくさんの「いいね!」をもらえたら、モチベーションは上がります。
それにつれて、フォロワーの数も増えていくというワケだ。
昨今ではYoutuberじゃないけど、インスタグラマーなんていうものもでてきたのです。
世の中はすごい。
しかしぼくはここで待てよ、とつい思っちゃいます。
別にひがんでるワケじゃないけど、生きてるとそんなに映えることなんてないのだよ。
だってそうでしょ。
インスタ映えする写真の特徴を考えてみてください。
圧倒的におしゃれで非日常的な写真ということになります。
そんなにあるワケがない。
そこでつい捏造しちゃう気分になるのだよ。
なんかストーリーをつくるとか、わざと常識からズレるとか。
いろんな工夫をします。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2022/08/undraw_Traveling_2vx4.png)
写真というのは生きてるからね。
そんなことを言ってると、アラーキーを思い出す。
いつも新宿の裏町の写真ばかり撮ってた。
猫と奥さんの写真と。
あれは映えていたのかな。
覚えてますか、アラーキー。
荒木経惟です。
彼と対照的なのが篠山紀信でした。
『TOKYO NUDE』が忘れられないよ。
あれって映えていたんでしょうか。
公然わいせつで捕まっても、篠山は写真を撮っていたんだよ。
今日はここまで。
じゃあね。
バイバイ。