機内アナウンス
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
今回はスッチーのアナウンスを取り上げましょう。
なぜなんでしょうね。
あの声を聞くと、ついテンションが上がっちゃうんです。
別にものすごいことを言ってるワケじゃありません。
みんなおんなじです。
でもなんとなくいいんだよね。
もちろんアナウンスにもいろいろあります。
途中で揺れた時なんか、当機は大丈夫ですからといわれると、そうかなとつい思っちゃいます。
単純なんですかね。
前は出発する前に、救命胴衣の使い方をていねいに教えてくれました。
最近はもっぱらテレビの画面です。
そこへいくとアナウンスは今もライブです。
特に離陸前のは絶品だよ。

大好きです。
英語の発音がまた素晴らしいですね。
もちろん日本語でやってから、突然英語になります。
いつもおんなじなんですけど、ああ、飛行機に乗ったんだなと思わせちゃう魔性の魅力に満ちてます。
どんなことを言うか覚えてますか。
これを聞くだけでも結構、その気になっちゃいます。
ぼくなんか、もう酔いしれちゃいそうです。
耳に心地よい
皆様、当機は間もなく離陸致します。
シートベルトをもう一度お確かめ下さい。
また、座席の背、テーブルを元の位置にお戻し下さい。
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Ladies and gentlemen.
We will be taking off shortly.
Please make sure that your seat belt is securely fastened .
Also, please return your seatback and table to their original positions .
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皆様本日は日本航空135便、新千歳空港行きにご搭乗いただきまして、誠にありがとうございます。
シートベルトを腰の位置でしっかりお締め下さい。
はじめに非常用設備のご案内をさせていただきます。
なお、非常口座席にお座りのお客様は、緊急脱出の際の援助をお願い致します。
新千歳空港までの飛行時間は1時間30分を予定しております。
ご用の際は、お気軽に乗務員にお声をおかけ下さい。それでは、ご到着まで空の旅をごゆっくりとお楽しみ下さいませ。

ちょっとその気になってやってみてください。
結構、いい気分ですよ。
しばらくすると、機長の挨拶もありますよね。
あれもいいもんです。
せっかく聞いていた落語も、突然途切れちゃいますけど。
とにかく全てが非日常なんです。
なんといっても空の上ですからね。
8000メートルから10000メートルのところにいるワケです。
落ちたらそれまで。
かつての日航機のようにおしりのところにあった圧力隔壁が吹っ飛んだら、あとはダッチロールの果てに墜落ちしちゃうのです。
つまりみんな同じ運命の人なのです。
偶然乗り合わせただけなのに、運命共同体です。
無事に辿り着いたら、それまでの関係なんですけどね。
でも事故にあったらずっと付き合う人たちになる可能性もあります。
そう考えるとすごく不思議な縁でつながっているのです。
その絆は案外強いです。
だからからなのか、無事に着陸すると、すごくゆっくりします。
ヨーロッパから帰ってきた時は、涙を流してる人も見かけました。
センチメンタルになるのが、飛行機の不思議なところなのかな。
へんなの。
今日はここまで。
じゃあね。バイバイ。