スカイメイト
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
今なら搭乗日が決まってるのなら断然、早割ですね。
これを使わなくちゃもったいない。
何カ月も前から予約できます。
ネットで一発だ。
しかしその昔はなんにもありませんでした。
それでもとにかく飛行機というものに乗ってみたかったのです。
それも安くね。
ドリーム号などというJRの夜行バスもありました。
それよりは飛行機の方が当然高いです。
いくらスカイメイトを使って半額とは言うもののね。
知ってますよね。
今でもあります。
今はJALとエアドゥだけ。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2021/10/airport-519020__480.jpg)
ANAのは名前が「スマートU25」に変わっちゃいました。
あの頃は22歳が上限でした。
とにかく若くなけりゃ乗れないのです。
しかし予約はダメ。
当日の空席次第。
必要なのは年齢を証明するものです。
学生証が命でした。
いつ乗れるのか、なかなかわかんない。
とはいえ、乗りたかったのです。
空を飛びたかったのだ。
出発20分前
どこから飛んだのか。
大阪です。
新幹線でもよかったのです。
でも空を飛びたい。
スカイメイトは当日の出発直前にならないと、搭乗券を売り出すかどうかわかりません。
つまり空気を運ぶよりは若い人間を半額で乗せて、将来のお客にしようという魂胆です。
そんなことはどうでもいいのだ。
あの頃、吉永小百合と橋幸夫の歌がはやってました。
「夢のジェット機727」などという信じられないような歌詞の入っている歌です。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2021/10/airport-3511342__480.webp)
今でも歌えるよ。
待ちました。
半日。
暇だったのだ。
東京行きのたびに空席があるかどうかをチェックして。
今だったら、アホらしくて別の手段にすぐ切り替えます。
乗れたのは2時か3時頃でした。
嬉しかった。
なんか世界がフワフワしてた。
スッチーがメチャメチャきれいで、制服がかっこよかった。
乗ってたのはわずか50分たらず。
途中でジュースと飴を2つもらいました。
甘かった。
いい時代だったな。
知ってますか、あの記念すべき歌を。
1999年リリース、「そこは青い空だった」
北の端から南の端へと、夢のジェット機727
恋をしましたお相手は
紺のスーツに紺キャップ
ああ、そこは青い空だった
日本の青い空だった
今日はすごくいい気分です。
じゃあね、バイバイ。