【食べログ】つい覗いた数字にとんでもないマジックが【アルゴリズム】

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食べログ・価格コム

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

つい見ちゃう数字がこれですね。

どっちも見ます。

ぼくはあんまり新しいお店に行かないので、食べログはそんなに見ませんけどね。

でも気になって、たまに覗きます。

つい先日も近くのエスニック料理屋さんの評判をチェックしました。

するとかなりの評価。

そうか、これなら1度はいってみようかという気になったのです。

でも結果はちょっと。

やっぱり他の人の評価は気にしないことにしようという結論になりました。

ところがここにもやはりカラクリがあったのです。

一昨日の新聞に載ってました。

食べログが評価のためのアルゴリズムを内緒で変更してたんです。

アルゴリズムというのは難しいことばですけどね。

簡単にいえば、順位づけのための数式です。

こういうお店は何点、こういう味付けなら何点というようにこまかく基準点を設けているのです。

しかし外部には一切それを公表していません。

全てはブラックボックスの中です。

その順位付けのせいで、とあるお店のお客さんが急に減り、損害を受けたというのです。

裁判の結果、6億円近くの賠償請求に対し、4000万円以上の支払いが命じられました。

すごい話ですね。

それだけ、影響力の強い数字だというワケです。

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その理由

どうして評価が下がったのか。

理由は簡単です。

食べログは公表していませんが、どうやらそのお店がチェーン店だったからのようです。

いくつも似たようなお店があるということで、斬新さがないと判断されたのかな。

詳しいことは全て暗闇の向こうです。

もう少し具体的にみてみましょう。

ズバリ評価の点数が3.51から3.06に下がったのです。

どれくらいが平均点なのか、ぼくも詳しくは知りません。

3.5くらいあったら中間でしょうかね。

3.0近辺だとごく普通です。

可もなく不可もなく。

このお店は3.51から急降下しました。

その結果、来客数が月に6000人減り、売り上げが月に2500万円減ったとか。

すごいです。

ちょっとした数字のマジックでどうにでもなるんですね。

これと同じことがグーグルの検索格付けなどでも、しょっちゅう行われています。

アルゴリズム、怖るべし。

その結果を裁判に持ち込み、さらに勝訴するというのも、時代でしょう。

もちろん、食べログだって納得してるワケじゃありません。

当分、裁判は続くんでしょうね。

独占禁止法というのはすごい法律です。

最近はターゲット広告が話題になっています。

個人情報がみんな吸い取られて、あっという間に、自分の見ているスマホやPCにお気に入りの広告が溢れるというのです。

位置情報から個人情報までがビッグデータとして吸い取られる怖ろしい世の中です。

のんびり、どこがおいしいのかななんて、眺めてる場合じゃありませんよ。

今日はここまで。

じゃあね。

バイバイ。