法隆寺は別格
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
昨日のニュースには驚きました。
あの法隆寺がわずか1週間で1億円の寄付を集めたのです。
やっぱりすごいですね。
それだけの価値を誰もが認めているということなのです。
ぼくも何度行ったかな。
ちょっと場所が不便ですけど、かつては中心地だったのです。
斑鳩(いかるが)という響きがきれいですね。
とにかく気のいい土地です。
中宮寺からさらに法起寺まで歩いたこともあります。
実に気持ちのいところです。
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田舎なのがいいね。
日本初の世界遺産なのです。
聖徳太子が飛鳥時代に建立しました。
世界最古の木造建築です。
そんな理屈はどうでもいい。
あの伽藍を訪れると、気持ちが晴れ晴れします。
五重塔の形のみごとなこと。
なんといったらいいのか。
ただ眺めているだけで、落ち着いた気持ちになります。
春がいいですね。
参道を歩いていると、桜があちこちに咲いていて、心が浮き立ちます。
1週間で1億円
コロナで本当に参拝者が減ったんですね。
6月の半ばから始めたというのに、1週間で05000人の支援者を超えました。
最初は目標が2000万円だったそうです。
それがあっという間に5倍になってしまったのです。
このニュースを聞いた時、いい話だなと思いました。
近頃、とんでもないことばかりで、ちっとも愉快じゃなかったのです。
日本の美の象徴ですからね。
このお寺はただそこにあるという以上に、教学の場所なのです。
仏教を学ぶための場所という要素が強い。
それだけに絶やしてはなりません。
宮大工、西岡常一さんの執念がこもっています。
どんなことがあっても法隆寺は守り抜くという気概で、一生を法隆寺のために捧げた人です。
きっとあの世で喜んでいるでしょうね。
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こんなことにめげるワケがないと呟いているかもしれません。
百済観音や、玉虫厨子など、数えあげたらきりがないほどの国宝を所蔵しています。
火事で焼けた障壁画の修復などにも長い時間がかかっています。
それもこれも、日本のルーツを守る作業です。
数年前に訪れた時も、火災訓練をしていました。
木は燃えます。
怖いです。
それだけに消防団のみなさんも真剣です。
自分のためじゃない。
全てを残す
美しいものをうつくしいままに残すことの意味を知っている人の浄財です。
東大寺と法隆寺だったら、どちらに多くの寄付が集まるのか。
ふっとそんなことも考えてみました。
バカげた話ですね。
法隆寺の釈迦如来にもあいたい。
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東大寺三月堂の不空羂索観音にも会いたいのです。
夏まで待っていてくれるでしょうか。
今日はここまで。
じゃあね、ばいばい。