【マック閉店】方丈記の世界が突然あちこちにあらわれ唖然とする

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マック閉店

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

つい先日、駅前のハンバ-ガー屋さんが突然閉店しました。

今年に入って採算の悪い店を閉じているとのこと。

過当競争の厳しさをあらためて感じさせられました。

ここ数年、マックの経営環境はめまぐるしく変化しています。

売り上げのいいところと悪い店の差がはっきり出ているんですね。

簡単にいえば、客単価を下げてみたり、再び上げてみたりしながら、単品での商売をセット販売に切り替えてみたり、セットものに移してみたり。

売り上げの悪い店は容赦なく切っていくという方針なのでしょう。

ぼくはほとんど利用したことがありません。

駅前に開店してから16年目という話ですが、わずかに数回しか利用していないのです。

それもテイクアウトだけですかね。

昨今、飲食店で喫煙をするという光景がほとんどなくなりました。

別室にしているところもありますが、それもわずかです。

ほとんど消滅したといってもいいでしようね。

いつも駅から下りると、ガラスの向こうに何人もの客の姿が見えました。

向かって右側が喫煙を許されている場所のようでした。

それもできてしばらくすると、完全に消えていたのです。

そうか、あれからもう16年かという感慨をもって入り口の挨拶状を読みました。

この店の撤退の仕方にはいささか驚きました。

前日まで何事もなかったかのように営業していたのです。

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翌日の朝

それが翌日の朝通りかかると、閉店の挨拶が正面に掲示され、中で数人が片付けをしていました。

夕刻を待つまでもなく、完全になにもかもがなくなっていたのです。

残されたのは、がらんとしたビルの空き部屋のみです。

従業員達の生活はどのようになるのでしょうか。

学生時代、息子がここでアルバイトをしていたこともあるのです。

パートの人は次の職場を探さなくてはなりません。

念のため、ネットで閉店予定の店を検索してみました。

今月末で閉じると宣告された店が近くにもう1店舗ありました。

と同時に開店する店の報告も多数なされているのです。

近くに大学があります。

学生たちが結構利用していたのです。

サラリーマンも使っていました。

しかし夜の時間が弱かったのかもしれません。

なんといっても住宅街です。

飛び込みの客をつかむのは至難だったのでしょう。

マックは今後自主店舗経営とフランチャイズもあわせる形でシフトしていくのでしょうか。

あるいは直営店だけに特化するのか。

一時は随分迷走しましたからね。

株価も随分下がった時期もありました。

資本の論理は想像以上に厳しいものがあります。

あのビルは今後どのように使われていくのでしょうか。

また別の店が入るにちがいありません。

うまく経営が成り立てばいいのですが。

このところのコロナ禍で、どこも飲食店は厳しいようです。

それにしてもあの立ち退き方の見事さには舌を巻きました。

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方丈記

方丈記の言葉が思い起こされます。

たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、いやしき、人の住ひは、世々を経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ねれば、昔ありし家は稀なり。

或は去年焼けて、今年作れり。或は大家亡びて小家となる。

まさに言いえて妙ですね。

これが全ての真理ではないでしょうか。

ちなみに駅前のスーパーも苦戦しています。

さすがに撤退はしていませんが、駐車場のスペースが十分にとれず苦心しています。

コンビニ店もあちこちに増えています。

競争は今後も激化する一方でしょうね。

商売は難しいとしみじみ思います。

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今日はここまで。

じゃあね。