【進化論】牙のないゾウが増えているという信じられない話【密猟】

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進化論

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

昨日は驚きました。

朝、新聞を読んでいたのです。

そうしたらコラムの欄にこの記事がありました。

アフリカのモザンビークで調査した結果、牙のないゾウが増えているのだそうです。

なんのことかわかりますか。

ゾウには牙がありますよね。

これは象牙といって大変高価な値段で取引されます。

さまざまに加工されて、大昔から愛用されているのです。

印鑑、ネックレスなどのアクセサリー、 置物など、いろいろな用途があります。

中国の博物館で1本の象牙の中に精巧な彫刻を施した調度品がありました。

皇帝が好んだそうです。

とにかく次々とゾウは殺されていったのです。

これは今でもおなじこと。

密猟があとを絶ちません。

アメリカの科学誌によれば、牙のないメスゾウは以前は18%だったそうです。

それが今では33%にのぼっているとか。

どういうことかわかりますか。

つまり彼らは本能で命を狙わずに生きる力を得ているのです。

次々と死んでいく母親は子供の遺伝子に牙をはやさないDNAを植え付けていきます。

つまり進化しているのです。

これはちょっとすごい話じゃありませんか。

人間に襲われないために進化していくゾウの姿なんて、あんまりみたくありませんね。

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サファリパーク

ぼくはアフリカで自然動物園に行ったことがあります。

本当に野生の動物がそのままの形で生きています。

その間を車で走るのです。

迫力がありました。

ゾウも見かけました。

運転手はゾウがくると、車をとめて動きません。

いなくなるまで、そのまま停車しているのです。

非情に怖い生き物だといっていました。

本気になると、車ごと破壊されてしまうのだそうです。

踏みつぶされるのです。

タイでは観光用のゾウに乗ったこともあります。

こちらはひどく乗り心地が悪く、ただ揺れて気持ちが悪かったです。

野生の動物とは全く違います。

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生態系

結局、人間が1番悪いのです。

彼らを銃で撃って、その生存を脅かしてきました。

その結果、ゾウたちは自分の身を守るために、牙をはやさなくなりました。

本当に悲しい話です。

本来なら、その牙で地面を掘ったり、木の皮を剥いたり、食べ物を得るために使ったのでしょう。

それさえも許されない状況にしてしまったのが、人間なのです。

あらゆる動物の中で最もタチの悪いのがほかならぬ人間です。

そして少しも反省しない。

その報いが、今のコロナ禍かもしれません。

本当のとこはよくわかりませんが、コウモリなどを食用にしたところから発生したなどという話もきいています。

新型肺炎(SARS)の時はハクビシンが発生源だというもっぱらの噂でした。

人間は本来食べるべきものを食べていればよかったのです。

珍奇なものを喜んで口にしているうちに、新たな感染症が発生するという怖れはいだかなかったのでしょうか。

悲しみ

ゾウにしたところで、好んで牙をはやさないワケではないでしょう。

そうせざるを得ないところまでおいこまれてしまったのです。

もちろん、悪いのは人間です。

これからも自然からさまざまな反撃を受け続けるに違いありません。

それでも懲りないんでしょうね。

便利になって暮らしやすくなったかなと思っていると、とんでもないしっぺ返しを受けます。

自然をなめているととんでもないことばかりが起こりますね。

今の地球温暖化もそうです。

秋の楽しみだったサンマだってとれなくなる。

資源の形がどんどん変化していきます。

これから何が起こるのか。

その具体的な例がゾウの牙だとしたら、あまりに悲しすぎます。

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今日はここまで。

じゃあね。

See You Again。