クレジットカード
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
今回はリボルビング払いの話です。
ご存知ですよね。
クレジットカードを使いすぎてしまったときに、ちょっと手が伸びる例のアレです。
手軽に切り替えられる点で大変便利なサービスです。
しかし世の中、便利なものほど怖いのです。

つい先日もクレジットカードの話を書きました。
その場でお金を払わずにものがもらえたり、飲み食いができる。
そんなうまい話がこの世にあるワケがないじゃありませんか。
それが現実にあるんです。
クレジットカードがまさにそれ。
しかし、高い利用手数料や利息が取られているのです。
どうしても使うときは、究極の1回払い。
これ以外にありません。
ボーナスなんかに手をつけたら最悪です。
とにかくその時の払いを1月か2月後のたった1回払いにすることです。
これならなんとかなります。
しかしクレジットカードを使う人は、そんなことはあまり気にしません。
そこが業者の付け目なのです。
リボルビングの怖さ
今回のリボ払いは最も避けなければいけない支払い方法です。
可能な限りリボ払いによる支払いは避けましょう。
どうしても、やむを得ず利用する際は、よほど注意深くしないと破産します。
安定した収入があるのであれば、やめるべきです。
なにしろ手数料や金利が高い。
今、100万円を1年間預けて、いくら利息がつくかご存知ですか。
0.01%の利息なので100円です。
そこからさらに税金が約2割程度引かれるので、手元に残る利息は、なんと80円。
一般的なリボ払いの金利は15%程度です。
わかりますか。
法外な利息を毎月払うのです。
そのうえ、この払い方には人間の目をくらませる魔法が潜んでいます。
この返済方法を考えた人は天才です。
そうでなければ、よほどの悪人ですね。

利用した金額に関わらず毎月の支払いが一定額となるのです。
100万円分の買い物をしたとしましょう。
毎月の支払いを10万円に設定した場合、毎月10万円ずつ返済していけばいいのです。
自分は3万円が限度だという人は、そのような設定できます。
さらに毎月1万円ずつという払い方もできます。
財布にやさしいのか
自分が無理なく返済できる範囲で設定できるワケです。
一見するとすごく便利そうですね。
実は落とし穴だらけなのです。
金利手数料が高い話はしました。
それ以上に怖いのが返済期間との関係です。
長ければ長くなるほど支払い総額が雪だるま式に増えていきます。

その額は会社や借入れ金額によっても異なりますが、利息は年利15%にもなるのです。
ほんの少額ならば大丈夫です。
しかし支払額が一定なので、自分がいくら借りているかだんだんわからなくなっていきます。
慣れも生まれてくるのです。
毎月の返済は一定だということは限りなくありがたいことです。
それ以上に返済しなくていいのです。
しかしその裏では同時に借入金額が膨らんでいきます。
いくら借りても支払い額は自分が決めた額以上を超えることはありません。
毎月きちんと返済しているのに残高が減らないということがおこります。
リボ払いの返済期間が長い場合は、抜け出すことができません。
月々の支払い額を少額に設定し期間を長くすると、返済額の大部分は利息のみになります。
まったくお金を返していないということになるのです。
借金の意識
リボ払いはお金をかりていることを忘れやすいシステムです。
口座からきちんと引き落とされていきます。
自分では返済しているつもりになるのです。
悪いことはいいません。

クレジットカードを使うのなら、一括払いにすること。
払えないのなら、買わないことです。
よほど計画的に利用する意志力の強い人専用のシステムです。
カードの申し込み時点で、自分の知らないうちにリボ払いに設定されていたら大変です。
世の中はそんなに甘くはありません。
知らないと大火傷をしますよ。
じゃあね。
See You Again。