垂直
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
建築については全く素人です。
なんにも知りません。
だから時々ヘンなことを考えるのだ。
テレビでよく欠陥住宅の特集をやってるじゃないですか。
最初にやるのは何か。
ビー玉ころがしです。
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床に置く。
これで床がどのくらい傾いているのかすぐにわかるのです。
スケールなんかより大切なチェック用アイテムです。
実際、ビー玉がころころと床を走り出す場面を何度見たことか。
つまり家が傾いているのを視覚的に捉える装置なのだ。
ということは、家が垂直に立っていないということでしょ。
崖の上の家
先日、知人の家を訪ねた時、本当に驚いたよ。
崖のようなところに建てられていたんです。
家の片一方には鉄の杭がうってある。
片方は地面についているのです。
つまりやじろべえの片側がふらふらしているような状態と考えればいいのかな。
そうではなくて、片方が地面、片方が杭の上といった方がわかりやすいかもしれない。
実に不安定な家だ。
よく見ると、そこは崖ぎりぎりのところで、他にも数件似たような建物がありました。
リビングに座っていてもとにかく落ち着かない。
確かに高台にあるから眺めはいいけどね。
しかし足下に土がないというのはどうもいやなものです。
知人はそこを買ったのではなく、借りているらしい。
気味が悪くないかというと、住んでいるとすぐ馴れるという話でした。
これには本当に驚いたのです。
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よく高原などへ行くと、ちょっとした崖のところに別荘がたっていたりしますね。
あれと同じ構造なんです。
本当に垂直に建っているのかと大いに疑わしくなったのだ。
ビー玉でも持っていれば、転がしていたかもしれないです。
建築に詳しくないので、あんなところで、どうやって垂直を維持するのかという方法を知りません。
水準器とか曲尺のようなものを使っているのは見かけたことがあります。
あれだけで、斜面にも垂直を作り出せるものなのか。
建築士は天才だよ。
マンション建築
今はさしずめ、レーザー光線でも使うのかな。
なんにも知りません。
これが木造でなく、ビルなどになるとどういうことになるのか。
川の縁の斜面などは土地が安いので、業者が喜んで購入し、マンションなどを建設してます。
駅の向こうにはタワマンが建つらしい。
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ひょっとして半分はもとからの土で、半分は盛り土なのかな。
ぐらっと揺れたら、そのまま川の中へ倒れ込むんじゃないの。
本当にどの建物も、みな垂直に立っているんでしょうか。
斜め
ピサの斜塔とまではいかなくても似たようなのがあちこちにあるような気がしてしょうがないのです。
まさかビルの中でビー玉は転がせないでしょうけどね。
案外ころころと一方に向かって行くという図もありえない話ではなさそうです。
そういえば以前、高層ビルのエレベーターの様子をテレビで見たことがありました。
10円玉を何枚重ねても、全く動かない。
上下にただ箱を移動させるといっても数百メートルはある。
細かい調整をずっとやり続けるのです。
まさに垂直の美学といっていいね。
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それにしても丸の内や新宿の高層ビル群があっちこっちに曲がって立っていると想像するのはいかがなものか。
ちょっと愉快な気分にはなるけど、かなり不安です。
そんなこと気にしなくても、プロはいろいろ考えているんでしょうね。
愚者の考え、休むに似たり。
そんなとこだ。
じゃあね。
See You Again。