幹之メダカ
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
今日はメダカの話。
いまさらメダカがどうしたって言うんだ。
お叱りの言葉が聞こえてきそうですね。
とんでもありません。
近頃メダカはトレンドの中のトレンドなのです。
ちょっと前までは1匹30円とか、10匹ぐらいが袋に入って格安で売られてました。
もちろん、今でもあるけどね。
ところがすごいのは1匹1万円以上もするんです。
ウソだと思ったらDIYショップを覗いてみてください。
そこまでいかなくても1000円くらいのはいくらでもいます。
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昨今人気なのは、なんといっても幹之メダカ。
これは「みゆきメダカ」と読みます。
これまでのメダカにはない突然変異によるものなんです。
発見した人のお嬢さんの名前をつけたものなんだとか。
背中の線から胸ビレにかけて、青色の輝きをみせてくれます。
発光するのだ。
今ではほとんど銀色のメダカまで作り出すことができるようになりました。
黒いブチのもある
黒幹之メダカなんて、基本の色が黒くて、そこに青みがかかった銀色がかぶさるのです。
上から見ても横からみてもきれいだよ。
さらに三色幹之になると、まるで錦鯉のミニチュア版。
なんとメダカがこういう時代になったんです。
ブリーダーは必死です。
それでなくてもメダカはものすごい数の卵を産みます。
知ってますか。
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水温が25度くらいだと、1年中卵を産みます。
いったいどれくらい子孫を残せば気がすむのという世界です。
1ミリくらいの赤ちゃんメダカを見てると不思議と心がなごむね。
それくらい愛しいのですよ。
ところが彼らの生命力は半端じゃない。
すごく丈夫なんです。
だからどんどん大きくなって、あっという間にまた親になる。
そして卵を産むのです。
しかしぼんやりしてると、みんな親が食べちゃう。
1週間以内くらいの同じ大きさのだけを集めて育てないと、追いかけまわしてノイローゼにしちゃうのです。
野生というのは怖ろしい。
メルヘンとは無縁の生き物です。
黒ラメに三色ラメ
交配をし続けると、時々とんでもないのが生まれるそうです。
果物の新種をつくってるようなもんかも。
面白いんだろうね。
最近では虹色のラメが入ったのとか、花魁なんていうとんでもない名前のついたメダカもいます。
もっとすごいのは楊貴妃ダルマなんて呼ばれる赤くて丸いタイプ。
ちょこちょこ泳ぐので女性に人気なんです。
さらにすごくなってくると、尾ひれがやたらと長くて、これがメダカなのかというヤツ。
名前がとんでもないんです。
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マリアージュ・ロングフィン。
ロングフィンはわかりますね。
長い尾ひれという意味です。
マリアージュはどうですか。
結婚です。
つまり全く違った種類を交配して、新しいのを作ったのだというマニア垂涎の代物です。
このあたりまでくると、ほとんど滅多にお目にかかれません。
どうしても欲しいとなると、1万円単位のお金が必要です。
そこまでやるのかな。
本気でやると大変
生き物係はとにかく大変です。
外に出しっぱなしにしておくと夏は40度近く、冬は零下になります。
それでも生きてるのだ。
メダカは丈夫ですよ。
ただし、酸素不足とかアンモニアにはご用心。
いい調子で餌をやっていると、水がどんどん汚れます。
この取り換え作業が結構大変なんです。
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やってみりゃわかる。
1匹30円のメダカでも餌をやるといそいそ寄ってくるのだよ。
ああ、たまんない。
1度、金魚屋さんかDIYショップを覗いてみてください。
最初は家の中でやるのもいいかな。
ここでご忠告。
蛍光メダカに手を出し始めると、お財布が確実に軽くなるよ。
じゃあね。
See You Again。