ワンルーム投資の闇
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
今回はワンルームマンション投資の闇について考えます。
この2週間ほど、ずっと毎日、不動産Gメン、滝島氏の動画を見てます。
一言でいってすごいですね。
とても素人が手を出せるような話ではありません。
しかしなぜかたくさんの人が引っかかる。
悪徳業者の手口はいずれも似ています。
その罠にひっかかった人が、不動産仲介業者の滝島氏に相談するという動画なのです。
最初はアヤシイ類いのユーチューバーかと思っていました。
この動画をやり始めてから、彼自身も仕事が回り始めたのがよくわかります。
普通の仲介業者だったんでしょう。
それがこのお悩みコーナーをネットにのせたところ、大反響になったというのが、本当のところです。
おそらく1番驚いているのは、ご本人だと思います。

次から次へと、投資物件が焦げついた人たちが相談にきます。
その相談にのっているうちに、売却の仲介も飛躍的に増えたのでしょう。
とにかくひどい話ばかりです。
今回、とりあえず1つだけご紹介します。
こんな話があるんだというのが実感ですね。
ワンルームマンションについては、聞いたことがありました。
1部屋を買って、それを誰かに貸し、そこから賃料をとるという構図です。
しかしサブリースというからくりにうまくのせられ、身動きのつかない人がたくさんいることを知りました。
年金代わりになるとか、節税効果があるとか。
業者は口がうまいです。
解約不能
サブリースという言葉は聞いたことがありますよね。
部屋を買った人は何もしなくていいのです。
業者がそのかわりに入居者から賃料をあずかり、所有者に支払ってくれるという構図です。
35年間の長期ローンを借りた人にとっては、毎月決まった額が入り、そこからローンを返していけば、最後には部屋が資産として残るという構図です。
ちょっと聞くと、年金の代わりにもなるし、手を出せそうな気がします。
きれいなパンフレットなどがみごとに整備され、丁寧な応対の営業マンがやってきて、商談が始まります。
駅から数分の好立地に、手が出せない額ではない、マンションが買えるというので、ついその気になってしまうのです。
しかし知人や友人から紹介してもらったとか、いうのが1番危ないパターンですね。
ここにも紹介料の罠があります。
その紹介したくれた人に、不動産業者はかなりのお礼を支払っているのです。
それも営業費用です。
つまり相場より高い物件を買わされているというわけです。
あとは固定資産税、長期積み立て修繕費用、管理費などが次々とかかってきます。

水回りやエアコンの修繕費用も、オーナーの持ち出しです。
さらに資産価値はどんどん目減りをします。
1番怖いのは、サブリースローンを解約できないという契約を、知らないうちに結ばされているのです。
つまりどこにも逃げられないまま、水没する船に乗ったのと同じ状態になります。
ここからどうするか。
裁判もままならず、多くの人がこのユーチューバーの元へ駆け込んだというのが実態です。
動画をご覧になってください。
怖くて、しばらくは言葉も出なくなります。
きれいなパンフレットの裏には、生き馬の目を抜く残酷な現実があります。
ぼく自身にとってもいい勉強になりました。
今日はここまで。じゃあね。
バイバイ。