ペースメーカー
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
昨日も女子マラソンの中継をぼんやり見てました。
女子の大会なのに、男性が走ってます。
どこかで見た人も何人か混じっています。
あの箱根駅伝の山の神も、元公務員ランナーもです。
よく見ると、選手でないのは明らかです。
ゼッケンも違います。
いわゆる視覚障害者のレースに出てくる伴走者とも違います。
とにかく走ってるのだ。
選手の前をね。
どういう意味があるのかなと素朴に思いました。
いないとなんか不都合があるのかしらん。
調べてみたらいろんなことがわかったよ。
報酬をもらって走ってるんですね。
ボランティアというワケじゃなさそうです。
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それにすごくはやい。
とてもアマチュアなどにできるワザじゃありません。
どうしてああいう人が大会に出てくるのか。
存在するにはそれなりの理由があるにちがいありません。
調べました。
ちゃんとありました。
ペースメーカーがいると好成績が出るらしいのです。
なんでですかね。
役割には大きく2つの意味があるらしいです。
1番の役割は、設定ペースを守り、先頭集団をひっぱることです。
前を走ってもらう
確かに誰かが前を走ってくれていると、わかりやすいです。
大会の最中は緊張しますからね。
自分を見失いそうになります。
しかし決まったペースの人がいてくれれば、その人にくっついていけばいいのです。
絶対にその方が楽です。
体力を温存するという意味でもありがたいです。
もう1つの役割が風よけです。
これは意外でした。
よく自動車レースとか自転車競技などでも同じことが言われますね。
自動車なんかの場合はすぐ後ろに真空の隙間ができるのだとか。
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そのエアポケットのようなところにスッポリ入って走ると、燃費もよくなるらしいのです
つまりあれとおんなじ原理です。
さすがに前を走ってもらうだけなので、真空にはなりません。
それでも向かい風の時なんかには効果的でしょうね。
空気抵抗が少しでもない状態は大切です。
ペースメーカーを配置してるなんてちっとも知りませんでした。
どんな人がその役割をになってくれるのかといえば、それはすごい選手ばかりです。
オリンピックにも出られるくらいの実力がないと無理です。
実際は30キロくらいまで走るケースが多いのだとか。
選手はもちろんフルに走ります。
つまりそれより距離は短いものの、選手よりは早いペースをつくらなくてはなりません。
スタート時の心理的駆け引き
なんといってもマラソンは長丁場のスポーツです。
それだけに最初の出だしが非常に難しいようです。
とくに有力な選手ばかりの時は、お互いに意識します。
どちらが先に集団から抜け出すのかという心理的な駆け引きです。
ここで疲れてしまう人も多いようですね。
せっかくのペースを乱されて、実力を発揮できないという話も聞きます。
想像以上に繊細なスポーツなんでしょう。
そこで登場するのがペースメーカーなんです。
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30キロくらいまでは一緒に走ってくれますからね。
それだけに心理的な疲れを感じなくていいのです。
見ている方からいえば、山場がないということにもなりますけど。
記録は明らかによくなるようです。
2時間の闘い
今はどんどん記録が伸びています。
まさに高速化の時代です。
記録を必要とする大会ではペースメーカーを配置し、順位を争うだけの時にはおかないというケースが多いようです。
ちょっとここまできて自分の人生を考えちゃいました。
だれもペースメーカーなんていなかった。
真っ白なノートを自分で汚してきたようなもんです。
![](https://suikyoweb.com/wp-content/uploads/2021/10/man-1245658__340.webp)
別の言葉でいえば、メンターですかね。
人生の師と呼べるような人が皆無だったかと言われると、ちょっと悩みますけど。
これからでも遅くはありません。
アドバイスをもらいたいです。
きっといい記録が出るような気がするんですけどね。
今日はここまで。
See You Again。