【空気を読む】同調圧力優先社会の疲れがコロナ禍で浮き彫りになった

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空気を読む

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

空気読むっていう言葉を日本人はよく使いますね。

なんかヤダな。

余計なことを言う人に向かって、よく使います。

いかにも日本人らしい表現です。

多くの似た感受性をもった人間が、1つの狭い島で生活しているんだからね。

お互いの間隔をうまくとらなければ息苦しい状況になってしまうのももっともだ。

以前はそんなに意識していなかったけど、特に最近はね。

コロナのせいでしょうか。

ますます息苦しくなる。

マスクをしないで外を歩けないでしょ。

電車に乗れる人はすごい人だ。

じろりと睨まれて、すぐに皆どこかへ消えてしまいます。

昔、ニューヨークに行った時、そんな話を聞いたよ。

白人ばかりの住宅地に黒人が引っ越してくると、だんだんそこから白人が引っ越していくんだそうです。

空気を読むのは日本人だけじゃないのかも。

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阿吽の呼吸

難しい表現ですね。

「阿吽」(あうん)と読みます。

東大寺の大仏殿に向かってい歩いていると、運慶と快慶の彫った大きな仁王像があります。

あの口の形なんです。

つまり「阿」と「吽」だ。

「阿」は口を開いて最初に出す音、「吽」は口を閉じて出す最後の音のことです。

つまりお互いの気持ちを言葉にしなくてもわかっちゃう。

凄いね。

というかわかんなくちゃ生きていけないのだ。

つらい。

いつも周囲の人の表情を注意深く探っていなくちゃならない。

くたびれるよ。

「啐啄同時」という表現もある。

卵の中にいる雛と、外からつっつく親。

同時じゃないと、うまく殻が破れないからね。

これを啐啄同時(そったくどうじ)といいます。

お互いの気持ちがよく通じ合っているのだ。

なるほど日本人は特殊な環境の中にいるとあらためて感じます。

賢明な人は常に他者との距離をはかり、その中で場の空気を読み取ることに長けているともいえます。

それができなければ、集団のリーダーになることは難しいかもね。

同時に出過ぎる杭は打たれないという言葉もある。

人間関係だけに汲々としている人の脇で、我が道を行くというタイプの人もいることにはいます。

しかし一度転ぶと、奈落は案外近いかも。

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面子

相手の面子を大切にすることだね。

中国の人はこれが1番大事みたい。

プライドを傷つけるというのは最悪だよ。

いつもは謙虚で、常に場の空気を読む。

そして主張すべき時は、毅然として自己の信念を述べる。

それができれば、十分に生きていくことができる。

しかしそのなんと難しいこと。

多くの日本人論の中に出てくる空気論は面白いものです。

Young creatives and team leader in discussion in an open working environment

だがあまりにもそれだけを前面にだすと、やがて保守化してしまうような気もしますがね。

あえて言えば、「事実」に対する感度の鈍さだけは、どんな時でも許されることではありません。

これはむしろ最悪だ。

やっぱり鋭い感覚を持ちつつ、どこか茫洋としているぐらいがいいのかも。

そういう登場人物がでてくる小説は売れます。

須田刑事の造形

最近の本で言えば、安積班シリーズかな。

今野敏作の警察小説です。

警視庁東京湾臨海警察署を舞台にした本です。

あの中に出てくる須田三郎部長刑事です。

刑事としては太り過ぎ。

頭の回転も鈍いように見えるものの、実際には鋭い洞察力と推理力を持っています。

英語も堪能なんです。

安積強行犯第一係・係長の信頼はメチャクチャに厚いのだ。

彼が首を傾げた時は、必ず何かがあるというワケです。

余計な話を書いちゃいました。

最近はまってますのでね。

つまり何が言いたいのか。

ぼんやりいきましょ。

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空気ばかり読んでると、くたびれるよ。

じゃあね。

See You Again。