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【小論文・500字】わかることと知ることの違いは何か【八王子東高】

わかることと知ることの違いはどこにあるのか。なんとなく差があるような気はしますが、はっきりとはわかりません。しかし小論文ではそれを明確に論理的に書き込んでいかなければなりません。それも500字で段落分けの数まで指定されているのです。
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【閾値とは何か】この難解な表現が今を生きることの難しさを示している

閾値(しきいち)という言葉を知っていますか。元々は生物学の表現だそうです。ある反応が起こる時のギリギリの値のことをそう呼ぶそうです。現代の私たちにとって、それはどのような意味を持つのでしょうか。少し考えてみましょう。
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【小論文の採点】ほとんどの答案はどんぐりの背比べ【差はわずか】

小論文の採点をしていると、文章を少し読んだだけで、ある程度の判断ができるようになります。理解力や、構成力に加えて、語彙力などにもはっきりと差がつくのです。基本的には国語力全体が行間に滲みでてきます。
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【戦争論】ロシアのウクライナ侵攻と世界戦争の意味【小論文予想】

戦争論が必ず2023年度の入試に出ます。どのような形かは現段階では想像できません。戦争というものの本質を読み解くタイプのものになるのか。それとも現在の世界情勢をまとめたものになるのか。いずれにしても勉強しておかなければならないのです。
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【感性の哲学・桑子敏雄】他者との距離を無視した文化は存在しない

「感性の哲学』という本にある文化論の問題です。典型的な日本と西洋の二項対立からなる文章です。ポイントをきちんとつかまえてください。大切なのはそれぞれの住居の構造です。他者との距離をどのようにとるのかということが主題なのです。
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【小論文の解法】設問の内容にピッタリ合致した書き方をしないと即減点

小論文は難化する一方です。グラフや表を読み取り、設問に合致した内容を組み立てていかなければなりません。最近の傾向は、その設問の内容が複雑化しているのです。要求通りに文章を組み立てていかないと、即減点されてしまいます。国語力を見ているのです。
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【Yes・No】人間は科学技術をコントロールすることができるのか

全く正反対の内容の文章を書けという問題です。どちらか1つならなんとかなっても、正反対となると、難問です。どのような視点から考えればいいのでしょうか。科学技術をコントロールするというだけで、混乱してしまいそうです。
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【アイデンティティ】己が何者であるのかを知らずに光る文章は書けない

アイデンティティという言葉をよく使います。大切な表現です。どうしてこれほどに重要なのか。それは文章を書く時の光源だからです。ここをきちんと見極めておかないと、内容のしっかりした光る文章にはなりません。己が何者なのかを見つめ続けてください。
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【ゲ―テの箴言】人間は努力するかぎり迷うものだ【小論文への糸口】

ゲーテの『ファウスト』から取り出した言葉が今回の問題です。どのように書けばいいのか。難問です。一般論をダラダラ書いても評価されないでしょう。自分の問題にひきつけて、それを客観的に論理性のある言葉でまとめる必要があります。
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【湯川秀樹】自然は曲線を創り人間は直線を創るという言葉の真意は

都立西高校の推薦入試に出題されるテーマ型の問題はどれも大変に難しいです。どの視点から考えればいいのか。受験生の実力が試されます。今回のテーマは大変に難解なものです。常に興味と関心を持ち続け、書き込む練習を続けてくください。
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【わたしを束ねないで・新川和江】紡ぎ出された言葉の1つ1つが痛い

詩のことばは強いですね。何気なく呟かれた表現の中に真実があるからです。新川和江さんのこの詩には、たくさんの思いがつもっています。その表現に触れるだけで、自分がどれほど世間という枠組みの中で生きて来たのかということがわかるのです。
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【講演会が好き】気配と息遣いから作家の度量を肌で知ることが可能

講演会のCDなどを聞いていると、その作家の生の度量が自ずと伝わってきます。あるいは講演集を読むことも可能です。いわゆる小説などの作品と違い、より生々しい作家の横顔に触れることができるのです。
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【バールのようなもの】話し方や書き方の中に知性が滲むという真実

人間の知性は話し方や書き方の中にあらわれます。「のようなもの」などといったアイマイな表現は許されません。むしろズバリと切り込む態度の中にこそ、その特質があらわれるのではないでしょうか。
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【推奨・新小論文ノート】最新版で演習をすれば実力UP確実【代ゼミ】

小論文の勉強をする時に参考書は必要なのかどうか。悩むところです。ぼくが毎年参考にしているのは代ゼミが発行している『新小論文ノート』です。これはとても難しい本です。しかしこれくらいの内容をチェックしておかなければ、入試突破は無理です。
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【自調自考論文・渋谷教育学園】研究の課題を自分で探せるレベルに

自分で課題を探せる生徒を大学は求めています。そのために推薦入試などで、小論文を書かせるのです。渋谷教育学園では2年生に1万字の論文を書かせます。その際、内容に関しては不問です。生徒が自分で問題を探すところから、すでに勉強は始まっているのです。
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【小論文・贅沢の条件】二項対立を整理し論点を正確に掴まえる練習を

贅沢の条件という文章を読み、自分の考えを書きなさいという小論文の問題です。最初に筆者の論点を正確に読み取る必要があります。二項対立の典型的な文章です。どの内容がきちんと対立しているのかを明確にすることが大切です。