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【韓非子】才ある者が世に出たあと地位をキープするのが難しいワケは

人の本質みなさん、こんにちは。今回は韓非子を学びましょう。韓非は中国思想史の全盛期に生まれた政治家です。彼の著書『韓非子』は説話から教訓を引いたものが多いです。権力の扱い方とそれを保持することの難しさについて説いています。現実主義的な「法家...
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「梶井基次郎・檸檬」作家の望んだみすぼらしくて美しいものとはなんだったのか

みすぼらしくて美しいものみなさん、こんにちは。今回はかつて行った授業を思い出しながら、文章を書きます。梶井基次郎の代表作『檸檬』です。ご存知でしょうか。掌編というのにふさわしい短い作品です。この小説には独特の言葉がいくつもちりばめられていま...
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「大鏡・蔵人頭・藤原行成」天皇の側近として活躍し道長との関係を築いた長官

蔵人頭(くろうどのとう)みなさん、こんにちは。今回は『大鏡』を読みましょう。藤原行成(972~1028)は平安時代中期の公卿で書道の達人です。小野道風、藤原佐理とともに「三蹟」と称せられ、世尊寺流の祖となりました。清少納言とも親しく、蔵人頭...
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「唐語林」信義によって人心をおさめる政治のあり方を示す逸話「徳」

徳の政治みなさん、こんにちは。今回は徐敬業という人の行った治世の方法について学びましょう。いわゆる徳治政治を貫いた思想家としてよく知られている人です。唐の太宗の子、第3代皇帝(在位649~683)高宗の時代の話です。多数の無法者が集まって群...
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「讃岐典侍日記」亡き堀河天皇と幼帝鳥羽天皇とに対する作者の心情は

作者の心情みなさん、こんにちは。今回は『讃岐典侍(さぬきのないしのすけ)日記』を読みましょう。讃岐典侍(1079~)は藤原顕綱(あきつな)の娘で名前を長子といいます。『蜻蛉日記』の作者で有名な藤原道綱の母の子孫にあたります。この作品は110...
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【鶏鳴狗盗・孟嘗君】勝ちすぎれば必ず滅亡を早めると信じた政治家

鶏鳴狗盗みなさん、こんにちは。今回は必ず高校で習う『鶏鳴狗盗』を読みましょう。「けいめいくとう」という言葉の意味を知っていますか。『十八史略』という歴史の入門書に載っています。江戸時代には『論語』『唐詩選』とともに必読書とされました。意味は...
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【桃花源記・陶淵明】ユートピアは桃の花咲く密かな山奥にあった

人間の自由みなさん、こんにちは。今回ははじめて漢文を取り上げます。最近は入試でも漢文の出ない大学が多いですね。だんだんと漢詩や故事成語などの持つ味わいを理解する人も減っていくんでしょうか。中学や高校の授業を大切にしてほしいと心から思います。...
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【小論文・制服の思想】自由であることが息苦しさを感じさせる理由

制服の思想みなさん、こんにちは。今回は自由であることの息苦しさというテーマで考えてみます。制服というものがどういう意味を持っているのかということについての文章です。2時間で1000字。国立大学によくあるパターンですね。課題文もかなり長いです...
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【入れ札・菊池寛】人間の自尊心くらい面倒なものはない

入れ札みなさん、こんにちは。今回は今まで、とりあげたことのない短編を読んでみました。明治書院版『文学国語』の教科書に所収されている話です。菊池寛といえば、文豪として名が知られ、「文藝春秋」社を設立したと人としてよく知られています。しかし彼の...
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【私時代のデモクラシー】自分らしさだけが強調される現代の仕掛けとは

自分らしさみなさん、こんにちは。今回は現代の思潮をテーマに考えてみます。この内容はさまざまな論点から切り込めます。小論文のテーマとしても恰好のものです。個人のニーズを商品化する企業の問題としても扱えます。また「自分らしさ」とは何かという個性...
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「家族絶対主義」家族の問題はだれの責任なのかという喫緊の社会的テーマ

親子で食事みなさん、こんにちは。今回は社会問題として、家族のあり方を考えてみましょう。子どもが一人で夕食を食べていると、「かわいそう」とか「親がもっと子どもと過ごすべきだ」と考えがちな人が多いと聞きます。特に母親に対して、厳しい視線が向けら...
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【情報化時代・幸福】自分から切り離されたところにしかないという焦燥

情報化時代の幸福観みなさん、こんにちは。今回は「幸福」について考えてみましょう。人間ならば誰もが幸せな生活を送りたいと考えるはずです。しかしその「幸福」の中身は、人それぞれなのです。どう生きれば幸せな一生だったと言えるのでしょうか。過去の時...
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【故郷の廃家・饗庭孝男】語り部のひとりとして一族の歴史を綴った鎮魂歌

故郷の廃家みなさん、こんにちは。今回はぼくの好きな本を1冊、紹介します。『故郷の廃家』がそれです。この本の奥付には2005年2月とあります。新潮社から出版されました。今から20年も前のものです。店頭に出たとき、すぐ手にとりました。それから何...
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【日本人と英語】読めるけどしゃべれないのはなぜなの【極東の地政学】

読めるけどしゃべれないみなさん、こんにちは。今回は少し日本人と外国語の関係について考えてみます。突然ですが、あなたは外国語を流暢に話せますか。英語をイメージしてみてください。見知らぬ外国人に道を訊ねられたりしたとき、どうでしょうか。きちんと...
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【日知録・コンプライアンス】法令が細分化されると人間は次第に無気力になる

日知録(にっちろく)みなさん、こんにちは。今回は明の末期から清の時代にかけて活躍した儒学者の本を読みます。高校で学ぶことはほとんどありません。最近は漢文の授業も随分少なくなりました。私立大学では入試に出題しないケースが大半です。そのこともあ...
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【若宮誕生・紫式部日記】人に知られざる憂愁が作家魂に火をつけた

紫式部という女房みなさん、こんにちは。今回は紫式部の日記についてまとめてみました。彼女が『源氏物語』を執筆したことは、誰もがよく知っています。メインテーマは稀代のプレイボーイ、光源氏ですね。多くの人の興味はそこに集中しています。有名なマンガ...
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【言葉がつくる男と女】アイデンティティはどのようにして形成されるのか

言葉がつくる男と女みなさん、こんにちは。今回はことばとアイデンティティの関係について考えてみましょう。よく使う語彙の1つがこのアイデンティティです。なんとなくわかっているものの、きちんとは答えられない謎の単語です。よく自己同一性と訳されます...
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【荘子・湯川秀樹】中国思想が原子物理学の世界を切り拓くヒントになった

荘子みなさん、こんにちは。今回はちょっとユニークなエッセイを紹介します。筆者は湯川秀樹博士です。日本人として初めてノーベル賞を受賞したことでもよく知られていますね。陽子と中性子の結合媒介となる中間子の存在を予測した科学者です。その彼が、なん...
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【花は盛りに・徒然草】兼好法師の美意識は人の世の真実に重なる

花は盛りにみなさん、こんにちは。今回は『徒然草』をとりあげます。この本は何度読んでも飽きませんね。不思議なエッセイです。この章段は必ず高校の授業で習います。何度扱ったことでしょうか。そのたびにもっともだなと納得させられてしまいます。しかしす...
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「情報化社会」世界を最後に支配するものは数字だけだという怖ろしい真実

数字が全てみなさん、こんにちは。今回は数字について考えてみましょう。あなたの周囲をちょっと見まわしてみてください。数字以外に何があるのか。あらゆるものが数字がらみなのです。不安になりませんか。物価、賃金、年金、税金、学費、ローンなどなど、新...
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【阿弥衆の役割】デザイナーはなぜネクタイを締めようとしないのか

阿弥衆の役割みなさん、こんにちは。今回はデザイナーという職業の起源と、存在意義について考えてみます。課題文は日本を代表するデザイナーの1人、原研哉氏です。彼は「阿弥衆」がなぜ日本で生まれたのかという背景を、著書で分析しています。岩波新書『日...
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【話を複雑にすることの効用・内田樹】逆説の効果をねらった思考法

逆説の効用みなさん、こんにちは。今回は高校の国語教科書に所収されている評論を読んでみましょう。タイトルは「話を複雑にすることの効用」です。筆者の内田樹(たつる)氏についてはご存知でしょうか。フランス現代思想を中心にさまざまな評論を上梓してい...
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「性的少数者」共生する社会を築くために配慮すべき問題点と望ましい姿勢とは

ポスト・ゲイ・リブみなさん、こんにちは。今回は複雑な問題を考えます。性的マイノリティの話です。これはかつて、ある大学の小論文入試に出た文章から引用したものです。しばらく以前なら、このような内容の文が入試に使われるなどということは考えられませ...
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【コンコルドの誤り】投資の総量で次の行動を決める人間の悲しい生態

コンコルドの誤りみなさん、こんにちは。今回は進化生物学者、長谷川眞理子氏のエッセイを取り上げます。彼女は動物の進化を、行動生理学の立場から読み解こうと研究している学者です。ある視点から現代の社会を眺めると、なるほどと思われることがいくつもあ...
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「高橋源一郎・ぼくたちはどう老いるか」先人が残した「老い」の言葉の意味

老年本みなさん、こんにちは。今回は高橋源一郎の書いた老いに関しての本を読みましたので、その感想を書きます。「老い」は喫緊のテーマです。誰にでも訪れるテーマであるとはいえ、その時点にならなければ、自分の身に迫ってきません。いつまでも対岸の火事...
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「浜松中納言物語」異国の地、唐に渡った主人公が織りなす幻想的な王朝物語

輪廻転生みなさん、こんにちは。今回は『浜松中納言物語』を取り上げましょう。この作品は平安時代後期に成立した王朝物語です。主人公が「亡き父は唐の皇子に生まれ変わった」という夢のお告げを受け、中国へ渡るという非常に幻想的な内容を持っています。夢...
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【戦国策・三人成虎】同じことを何人にも言われると人はつい信じてしまいます

三人成虎みなさん、こんにちは。今回は漢文の中でも、よく教科書に出てくる『戦国策』を扱います。この本は前漢末の学者劉向が、戦国時代の遊説家が説いて回った政策を国別に分けてまとめたものです。戦国時代という言葉の元になったと言われているのです。当...
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【トリビアの宝庫・絶句】動物たちに人生の深淵と厳しさを教えられた

動物の世界は深いみなさん、こんにちは。今回はふと図書館で手に取った本に魅せられた話をさせてください。もともとぼくはそれほどに動物好きというワケじゃありません。何年に1度、動物園を訪ねてぼんやりとチンパンジーを見ていたりするタイプです。特にこ...
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【戦争と平和】人間はなぜ性懲りもなく戦争を続けるのか【エントロピー】

戦争と平和みなさん、こんにちは。ロシアとウクライナ。アメリカとイラン。毎日、ニュースに触れるのがつらいです。天井のない牢獄と呼ばれるガザ地区の人々の様子を映像で見ていると、神はいないと思わずにはいられません。それぞれに主張したいことはいくら...