学び

学び

【多文化共生社会】ホンネとタテマエの狭間で相互理解を育むことの難しさ

多文化共生という言葉の響きは美しいです。しかし実際に文化の違う人間とともに暮らすことはなかなか厄介なものです。その時、どのようなことに気をつけていけばいいのか。それを具体的に考えてみましょう。
学び

【現代日本の開化・夏目漱石】近代化の波の中でもがき苦しんだ知識人の横顔

夏目漱石は英国留学から戻り、日本という国を冷静に見ました。その時、この国の開化は゜あまりにも拙速に過ぎたと感じたのです。諸外国から無理やり文化を押し付けられ、それを未消化なまま、先に進んだことが問題でした。
学び

【年内入試】学習意欲のある生徒を確実に獲得したい大学と受験生の思惑

年内入試の流れがとまりません。以前なら私立でも40%台でした。それが今では60%台までになっています。国公立もこの流れはとまりません。新しい学力観に応じた生徒を早く確実にゲットしたいという大学の思惑なのです。
学び

【小論文の手順】プロットの決定に時間を割き下書きはしない【要過去問】

小論文の書き方は難しいです。初心者は下書きをしてから書き出そうとします。これは絶対にNGです。時間のムダです。それよりもきちんとプロットをたてて、論理的に文章を組み立てていく練習をしてください。
学び

【2024年度小論予想】生成AI・SDGs・戦争・気候変動・ジェンダーが核

2024年度入試小論文のテーマをさぐってみましょう。最初に思い浮かぶのはアフターコロナの時代をどう生きるかということです。戦争も終わりません。民主主義の危険性もあります。さらにAIの未来も気になります。SDGsも忘れてはいけません。
学び

【チャットGPT】国語の授業で試みに扱ってみたという新聞記事を読んだ

チャットGPTに対する興味はつきません。国語の授業などでもかなり使われています。その実践例がありましたので、現在の位置を冷静に見ておこうと思い、この記事を書きました。どこまでの可能性を持っているのか。そろそろ検証しなくてはなりません。
学び

【学力とは何か】正解のない問いを求め続けることの意味【評価の基準は】

新しい学力観が求められています。文科省も2020年から、学習指導要領を改訂しました。大学入学試験の内容も以前とはかなり異なったものになりつつあります。答えのない問いをどこまでも考え続けることの大切さが論じられています。
学び

【小論文AtoZ】知識があれば論理の隙間をついて反論が可能になる

小論文を書くのは決して容易いものではありません。長い時間をかけて知識を増やしていかなければならないのです。しかし反論がすぐにできない場合もあります。そのときはどうしたらいいのでしょう。いくつもの方法があります。学んでください。
学び

【小論文の採点方法】ブラックボックス化した評価の基準を開示します

小論文の採点方法というのは完全にブラックボックス化しています。誰がどのような方法で行っているのか。年内入試が叫ばれて、ますます小論文の重みが増しています。あなたの書いた答案がどのように採点されるのか。ポイントをみてみましょう。
学び

【マルジャーナの知恵】利潤は差異から生じるという資本主義の論理

アリババと40人の盗賊という話は有名ですね。その物語の中に出てくるマルジャーナという女性の話を御存知ですか。今回はそこから、資本主義の本質を抉り出そうとします。キーワードは差異です。違いを作り出すことで利潤が生まれるという話です。
学び

【批評の言葉】俯瞰する力と感受性を育てるための方法【AIとの差】

人間は成長するにつれ、言葉を獲得していきます。最初は批判のことばから、やがて批評のことばになるのです。そのために必要なものは何か。それが俯瞰する力と感受性です。そのためにたくさんの文章を読み、直感力を養う必要があるのです。
学び

【ことばへの問い】 世界を言語で分節化していく時にこぼれおちるものは

ことばは世界を認識するための大切な手段です。しかしあらゆる事象が言語化されるのでしょうか。太古からあった自然の光や水の揺らめきは、どのような言葉で認識されてきたのか。あるいはされてこなかったのでしょうか。
学び

【人新世の環境危機・資本主義の闇】温室効果ガスをどうやって減らすのか

人新世と呼ばれる時代です。環境がますます悪化し、地球温暖化が叫ばれているのです。その中で資本主義の限界もみえてきました。私たちはどうやってこの危機を乗り越えていけばいいのか。その難題の解決に向けて考えてみます。
学び

【トリアージ社会】生命の重みを図る客観的な手段は存在するのか【統計】

トリアージという言葉を御存知ですか。かつては野戦病院で使われいました。現在では私たちのあらゆる生活に直結したところで使われています。人の命の重みをどのように量ればいいのかという、根本的な問題なのです。
学び

【チャットGPT・急速進化】利用者1億人を突破した生成AIの真の実力は

チャットGPTが急速に進化しています。あっという間に利用者が1億人を突破したそうです。怖ろしい話ですね。生成AIの真の実力はどの程度のものなのでしょうか。今回トライアル版で、いくつか気になる質問をしてみました。
学び

【コンコルドの誤り】投資の総量で次の行動を決める人間の悲しい生態

「コンコルドの誤り」という言葉を知っていますか。かつて超音速のジェット旅客機が開発されました。しかしあまりに費用がかかり、結局20機だけ製造されて、完全中止となったのです。なぜこのようなことが起こったのか。その背景を探ります。