学び

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【接続詞と修飾語の怖さ】つい使ってしまう便利な表現を潰す勇気を持つ

文章を書くのは本当に難しいです。どのようにまとめてもいいだけに、その人の力量が全てあらわになるのです。どうしたらうまく書けるのか。その基本的なテクニックをお教えします。諦めないで続けてください。必ず上達します。
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【通信制高校】12人に1人が進学する時代になった背景には社会の認知度が

通信制高校を知っていますか。12人に1人が進学する時代になりました。定時制高校が次々と閉鎖される中で、通信制の高校が新しく生まれ続けています。どういう生徒が進学するのか。その内情を分析してみました。お読みください。
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【戯曲の中の対話】演劇で使われる言葉は情報の塊りであるという真実

戯曲の中の対話は、一般的な会話ではありません。劇作家が渾身の力をこめて作り上げた情報の集積なのです。一見、無駄に話しているように見えるセリフも、その背後にたくさんの内容を含みこんでいます。その事実を掴み取ってください。
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【小論文・文体の獲得】立ち位置を明確にしつつ生命力のある文章を書く

小論文の難しさは文体を獲得することにつきます。自分の立ち位置がはっきりしなければ、少しもアピールする文章にはなりません。採点者は日記や感想文を要求しているわけではないのです。あなたがどういう位置から現実を認識しているのかを知りたいのです。
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【本当は怖い前提の話】さまざまな情報が氾濫した社会を生き抜くには

言葉には大変微妙な関係があります。ある情報を手に入れるために、その前提となる内容の理解が必要なケースもあるのです。しかしその前提になる情報にバイアスがかかると、それだけで正常な判断がしにくくなります。少し考えてみましょう。
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【現代の価値観】「私」の消えた欲望には主体がなく始まりも終わりもない

現代という時代はどこに真実があるのか。それがよく見えなくなっています。あらゆる価値が輻輳化し、私の概念さえも揺れています。自分が本来持っている欲望の姿さえ、はっきりと見えなくなっています。それを追いかけると、まるで蜃気楼のように消えるのです。
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【小論文・人権】マスコミはなぜ事件の容疑者を男や女と呼び捨てにするのか

犯罪に絡んだと判断された時から、男性や女性という呼称は男や女になります。なぜそうした変化があるのか。そこには微妙な人間観が宿っています。ある意味、人権にからんだ問題なのです。その思考構造について、少し考察してみましょう。
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【小論文あるある】令和6年度推薦入試に出題された頻出パターンはこれ

令和6年度の都立推薦入試が終わりました。どういう問題が出るのでしょうか。気になりますね。進路指導重点校の問題は、大変に難解です。しかしそれ以外の学校のものは、練習さえすれば、いい結果がついてくると思います。
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【京大入試】現代文の問題で読解力を鍛え小論文を書く力を養う【教養とは】

今回は2004年度京都大学の入試問題を考えてみましょう。現代文の課題文は大変にレベルの高いものですが、勉強するには内容の濃い最適なものです。実際は国語の問題ですが、これを小論文の問題に応用して、纏めてみましょう。
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【孤独の深さ】他者と比べるからこそ疎外感を持つという悲しい人間の宿命

人間の孤独というのは存在の本質に関わる重要なテーマです。なぜ、人間は孤独感を感じるのか。これは難しく、悩ましい問題ですね。それを子供の発達心理から解き明かそうとした研究者がいます。その著書にあたり、一緒に考えてみませんか。
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【懐疑を乗り越える・橋爪大三郎】哲学の永遠のテーマをどう料理するのか

懐疑をどう乗り越えるのかという 橋爪大三郎氏の文章を題材に考えます。 哲学の永遠のテーマ だと言っていいでしょう。どこまでつきつめていっても、その真実の姿が顔をあらわすということはありません。それだけに難しい内容なのです。
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【都立西高校推薦入試速報】人はパンのみにて生きるにあらず【国分功一郎】

都立西高校の推薦入試速報です。毎年、非常に短い文章がでます。どう答えるかによってその受験生の人柄の出る問題です。今年は「 人は,パンのみにて 生きるに あらず」という哲学者、 国分功一郎の文が出題されました。
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【伊勢物語・身を知る雨】在原業平の代作が男の恋心に火をつけた【107段】

『伊勢物語』の107段を読みましょう。「身を知る雨」というタイトルです。自分のところに仕えている女のところに男が手紙をよこします。それに歌を代作してあげたことで、男はさらに恋心を募らせてしまいました。その結末はさて。
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【令和6年度推薦入試速報・新宿高】伝統文化と酒の醸造法に戸惑う【高倍率】

令和6年度の推薦入試問題を速報します。新宿高校は倍率が8倍に近かったです。大問が3つでました。50分で解くのはかなりの厳しさです。あらかじめ何がでるか、全く予測できません。それだけに勉強法も非常に難しいですね。解法のヒントを探してみましょう。
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【書評のススメ】言葉によるアウトプットは脳を鋭くし視野を広げる【神様】

書評は難しいです。たんに読後の感想を書くのとは全く違います。もっと第三者の目を鋭くさせなければなりません。それと同時に批評する自分の立場を明確にする必要があるのです。この両者をうまく捕まえられなければ、いい書評は完成しません。
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【詩は近いところに・蜂飼耳】生と死をめぐる充実が一瞬にして増殖する場

詩とはどのようなもののことをいうのでしょうか。難しいですね。実は詩は私たちのすぐそばにあるのです。格別に形をかえて存在しているわけではありません。日常の片隅にちょこんと置かれているのです。人がそれに気づくとき、そこに詩が生まれます。