essay

essay

みんなスマホを覗いてる不気味な車内

最近はみんなスマホを覗いてますね。ちょっと前までは文庫本を読んでる人もいた。その前は新聞をこまかく折って読んでる人もおりました。しかるに、今はみんなスマホだ。何を見てるんだろう。ちょっと気になる。こんな世の中になるなんて、誰も想像してなかっ...
essay

なんでも測ってみたら結構面白い「歩かないのはダメ」

歩くのが厭だというんじゃない。車に乗れば、明らかにその日の歩数は減る。バスに乗ってもしかり。やっぱり家からてくてくと徒歩でいくのが一番だ。そんなことはわかってます。なにしろスマホの歩数計で毎日チェックしてるからね。平均値は一日に3000歩も...
essay

かなり苦労してスマホ保険証にしてみたけど

このところ、スマホとマイナカードに弄ばれておりました。いろいろと苦労した顛末については、先日ご報告した通りです。行政に踊らされているだけのような気もするけどね。しかし新しいシステムには慣れるしかない。まだ使える医者や薬局は少ないものの、いず...
essay

マイナカードの暗証番号をかえるに至るまでの顛末

こんなはずじゃなかった。薬局の店頭にあったマイナカードの読み取り装置がかわっていたのだ。いつもなら顔認証で通ったのに。今度のは4桁の番号だけらしい。なんで。理由はよくわからない。スマホ保険証も使えるようにしたからなのかも。装置の手前にスマホ...
essay

100均がいつの間にか非100均と化した

100均は誠に便利でよろしい。ただしバッタモンもあるけどね。それはそれ。結構、重宝してます。しかしちょっと油断してる間に、100均じゃなくなってきた。スリーコインの店の影響かな。よくわからん。200円、300円、500円といろいろある。これ...
essay

角田光代『八日目の蝉』を10年ぶりに再読した

なぜか、このところ彼女の小説を読んでる。しかしもうこれで当分やめるかな。とにかく女の人にしか書けない本だ。母性のしくみを目の前で見せられている気がします。一言でいえば濃密だね。以前はあんまり感じなかったけど。それだけ、こちらも年をとったとい...
essay

バスに乗るのがなぜか苦じゃなくなった

なんとなくバスに乗っている。どこに行くのにも、お金がいらなくなった。一年間有効のパスを手にいれたからね。とはいえ、大枚のお金を払ったのだ。元はとらなくちゃ。しかしそんなこととは関係ない。今までなら、電車に乗っていたところにバスで行ける。路線...
essay

角田光代『紙の月』が心の隙間に入り込んでくる

まさか彼女の本を続けて読むとは思わなかったです。たまたま家にあったからだけどね。最初は銀行からお金をくすねる話だとたかをくくっていたのだ。実際の事件から思いついた小説らしい。しかし途中から、これが人間だと思えるようになっていった。夫婦生活の...
essay

日本人はなんでも縮めるのが得意だね

日本人はあんまり大きなものが得意じゃないのかもしれません。昔のコマーシャルに「大きいことはいいことだ」っていうのがありました。あれはウソだな。かなり無理してたんでしょ。そんな気がする。古文の本を読んでると、ちいさいものはなんでもいとおしいと...
essay

角田光代『さがしもの』の世界に心惹かれる

別にどうってことない風景が広がる小説です。登場人物も若い。息苦しい現実の一部を少しだけ切り取って。人は死ぬまで生きなくちゃならない。切ないね。日々を過ごすことの難しさも感じる。男がいて女がいて、気にいれば一緒に暮らす。時に相手がかわることも...
essay

詐欺師というのは悪事の才能が闇に花開く職業なのかもしれない

新聞を毎日、丹念に読みます。他にすることがないわけじゃありません。習慣なのかな。歯磨きをしないと気持ちが悪いのとおんなじ。自分の脳みそを初期化するのにも役立つしね。それにしてもです。世の中にはなんと詐欺事件なるものが多いことか。株式とか、お...
essay

秋の空には目黒のさんまが似合う

落語なんて普通の人はやらないです。恥ずかしいし、みっともない。できっこない。そういうもんです。それが普通の感覚だ。しかしあえてやってみようとする人も世の中には大勢いるのです。1人でできるしね。youtubeを見て完コピすれば、なんとかなると...
essay

何ヵ国語でアナウンスをすれば気がすむの

今日はあんまりいいお天気なので、つい隣町の某国営公園へ出かけたのです。何回か電車を乗り換えないと辿り着きません。まあ、それくらいは我慢しないとね。とにかくお天道様がニコニコしてる。これは最高だ。静かな園内を歩いていると、風も吹いてきます。鳥...
essay

つかこうへいを知っていますか?

『つかこうへい正伝』ⅠⅡを続けて読んでます。あわせて1200ページ。厚い本だ。中身もめちゃくちゃに熱い。こんなに活字の底までもぐりこむのは久しぶりかな。完全に酔っちゃった。人たらしですよ。つかこうへいは。あの時代のつかこうへいを知っているこ...
essay

ぶよぶよしてるよ、スライム東京

ふくれるというのは正確じゃないな。ぶよぶよというのか。東京はどこへ行くんでしょう。一部だけ肥大化して醜いこと限りがないな。都心の惨状にも目を覆うしかないのかもね。渋谷はすごい。電車の乗り換えに神経をすり減らす。すり鉢の底だ。家を買うなんて暴...
essay

ショートケーキか饅頭か

こんなことをいちいち書いてもなんにもならない。そんなことはよくわかってます。しかし最近、よく思うのです。昔、叔父がよく言っていた。やっぱり生クリームより、あんこだよな。にがいお茶によくあう。クリームは飽きるけど、あんこは飽きない、と。なるほ...