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【インセンティブ無惨】目先のにんじんに向かって走る人新世という時代

人は哀しみなさん、こんにちは。今まで隋分と長く生きてきたような気もします。しかしアッという間だったとも言えますね。人間は哀しい生き物です。1度その地位を得ると、なかなかそこから降りることを認めようとはしません。兵庫県知事の粘り腰にも驚かされ...
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「ゲ―テの箴言」人間は努力するかぎり迷うものだという言葉にどうこたえるのか

ゲーテの箴言みなさん、こんにちは。今回はかつて都立西高校に出題されたテーマ型小論文を扱います。制限時間は50分、字数は600字です。問題文はたった1行「人間は努力するかぎり迷うものだ」を読み、あなたの考えを書きなさいというものです。問題には...
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「監視社会」プライバシー保護と防犯カメラの関係は紙一重

記録装置の普及みなさん、こんにちは。今回は監視カメラの功罪について考えます。最近、街中を歩いていて防犯カメラを見ない日はありません。実にさりげなく、しかししっかりと設置してあります。駅、商店街、交差点、駐車場、商業ビル。ありとあらゆる場所に...
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【ネット時代】自分を公衆の面前にさらすのはある意味常軌を逸している

ネット時代みなさん、こんにちは。随分以前に藤原新也の本を続けて読んだことがありました。彼の名前をご存知ですか。『東京漂流』は圧倒的でしたね。『メメントモリ』にも刺激を受けました。『全東洋街道』『印度放浪』もすごかった。完全に打ちのめされまし...
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【テンション・コード】この魅惑的な和音の連なりには何をしても勝てない

ピアノフォルテみなさん、こんにちは。毎日、暢気に暮らしています。暇な時はパソコンに向かっているか、落語を聞いているか。たまにはピアノに挑んだりもします。もちろんうまくはありません。しかしそれでも時々あの音色が恋しくなるのです。ものすごい楽器...
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【波打ち際に生きる・松浦寿輝】境界だけが持つ不安定で甘えに満ちた魅力

マージナルマンみなさん、こんにちは。今回は詩人で小説家の松浦寿輝氏のエッセイを読みます。一種の境界論です。あなたは「マージナルマン」という言葉をご存知ですか。わかりやすくいえば、境界線上にいる人のことです。どちらの集団にも完全には所属してい...
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【期待値】人生で失敗しないためには確率統計の知識が超絶の神

確率統計の時代みなさん、こんにちは。今回は期待値について考えます。かつて大学で数学を学びました。高校の頃は数学ばかり勉強していたのです。きれいな世界ですからね。いつも理路整然として無駄がありません。もちろん、無限大などというとんでもない世界...
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「多様性の氾濫」高い防波堤を築き人と触れずに生きるのはあまりに寂しくないか

多様性の本質みなさん、こんにちは。今回は他人との関係について少し考えてみます。一言でいえば、他者と適度な距離をとりつつ生きるのが難しい時代になりました。たとえば、道で困っていそうな人を見かけた場合を考えると分かりやすいです。簡単にいえば、見...
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【多文化共生社会】ホンネとタテマエの狭間で相互理解を育むことの難しさ

多文化共生みなさん、こんにちは。今回は教師の力量が試されるテーマについて考えてみましょう。多文化の共生という一見、響きのいい内容です。しかし言うのは簡単ですが、実際に行うのは非常に難しいのです。なぜでしょうか。ぼく自身、かつて国際開発教育の...
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【小学・列伝巻】児孫のために美田を買はずという古来からの教えは神

小学・列伝巻みなさん、こんにちは。今回は久しぶりに漢文を勉強します。『小学』というタイトルの本です。この本は儒学の基礎を学習するための、初心者向けの入門書です。経典や歴史書から手本となるような賢者、哲人の言行を取り上げています。古来、宋の朱...
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【おカネの作り方】ホンモノの代替品が現金になるという謎のカラクリ

裸の王様みなさん、こんにちは。今回は高校1~2年で習う評論をとりあげます。タイトルは「ホンモノのおカネの作り方」です。1985年刊行の『ヴェニスの商人の資本論』に収められています。覚えていますか。ほとんどコピーと同じですね。岩井克人という経...
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「コミュニティ力」溜めの存在が貧困とおひとりさまを助けるのです

他者と生きるみなさん、こんにちは。今回は少し「溜めの存在」について考えてみます。湯浅誠という人についてはご存知ですよね。かつて日比谷公園で年越し派遣村を実施した人です。NPOの事務局長をしながら、マスコミにもよく登場しています。貧困の問題に...
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「見えない時間」詩人吉野弘の卓抜な表現が胸にささる「心の四季」

見えない時間みなさん、こんにちは。詩人吉野弘の「風が」という詩をご存知ですか。彼の「祝婚歌」はよく結婚式の披露宴などで披露されますね。きっと聞いたことがあると思います。大詩人です。高校では「I was born」という詩を学びます。これもす...
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「コミュ力」トホホ話と礼儀・表情・仕草が瞬時に立ち位置を変える

人間関係の難しさみなさん、こんにちは。今回は1番難しいコミュニケーション能力について考えてみます。社会に出ると、それまでの代表的な尺度だった学校の成績なんて、誰も気にしてくれません。それはそうです。首から通信簿を下げているワケにもいきません...
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【真打すごろく・柳家権太楼】死ぬまで続く芸の道にあがりはないという真実

柳家権太楼みなさん、こんにちは。今回は噺家、柳家権太楼の話をします。好きですね。「宿屋の仇討ち」という噺を権太楼の型で覚えました。爆笑派の1人です。十八番は「代書屋」でしょうか。何度聞いたかわかりません。「幽霊の辻」(ゆうれんのつじ)や「佃...
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【落語】らくだは人間の哀しみをどん底から描く神噺【かんかんのう】

人は哀しきみなさん、こんにちは。今回は名作「らくだ」について書かせていただきます。この噺を稽古し始めたのはかなり以前のことです。一言でいってすごく難しい。人間の業の底を描いた噺です。貧乏な長屋暮らしがウソに聞こえたら、そこでアウト。気の弱い...
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【シェイクスピアの新しさ】いつでも原点に戻れば演劇は完全に再生する

演劇の力みなさん、こんにちは。演劇部の顧問を随分と長くやりました。部活動の中でも誠に厄介な部類に入りますね。入部してくるのは自己主張の強い生徒たちばかりです。運動部と違って、技術の差が歴然とみえるというものでもありません。むしろ精神の領域に...
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【言葉の深淵】養生という表現に人生の深さと機微を感じる

なんとなく気になる言葉みなさん、こんにちは。今回は何となくお気に入りの言葉を取り上げます。今まではちっとも気にならなかったのに、最近ちょっといいなと思う表現があったりしませんか。つい先日も近くの公園へ行ったら、芝生の中にこの立て札がありまし...
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【高瀬舟・森鴎外】弟殺しの罪人は微笑んで島流しの刑に

高瀬舟みなさん、こんにちは。今回は森鴎外の名作『高瀬舟』を読みます。中学校の教科書に載っていますね。学校で習ったことと思います。どんな話だったか覚えていますか。「高瀬舟」とは、島流しを命じられた京都の罪人を大坂へ護送する船のことです。思い出...
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【三島由紀夫・没後55年】あの日のことは一生忘れない

追憶みなさん、こんにちは。ここ2か月ばかり、三島由紀夫の本ばかり読んでます。なぜでしょう。あんなに修飾過多なのに、どこがいいんだか。元々『豊饒の海』は好きでした。ご存知ですか。割腹自殺をする前に書いた4部作です。今まで、何度も読んでます。『...
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「あたま山」ナンセンス噺の最高峰といえば絶対これでしょ「超弩級」

ナンセンスの極致みなさん、こんにちは。突然ですが、今年も桜の花がきれいでしたね。狂ったように咲くという形容があたっているのかもしれません。今年は谷崎潤一郎の眠るお墓の後ろにあるという、しだれ桜を見に、法然院まで出かけました。毎年、この季節に...
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「インクルーシブ・ランゲージ」多様性を目指す社会が求めているもの

男性と女性を示す単語みなさん、こんにちは。今回は言葉の問題を少し扱わせてください。大学時代、第2外国語としてフランス語を学びました。詩や小説を読みたかったからです。しかし英語に比べて、なんと理不尽な語学だと感じたことが何度もありました。最も...
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【語彙力を増やす】人間関係を豊かに築くために言い換えのセンスを磨こう

語彙力を増やすみなさん、こんにちは。最近、自分に自信がない、自己肯定感を持てない若者が多いという話を、よく耳にします。登校拒否の生徒数も増加の一途です。コロナの蔓延以後、その数が急激に増えたとか。かつては全校生の4%というのが基準値でした。...
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「ラップトップを抱えた石器人」人間は思ったほどには進歩していない

ヒューマンエラーみなさん、こんにちは。今回は行動生態学者、長谷川眞理子氏の文章を読みます。2003年、朝日新聞に載りました。『ラップトップを抱えた「石器人」』というのがそのタイトルです。ユニークで、目をひきますね。主題は人間が期待されるほど...
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「養老孟司・バカの壁」わかるというのはそれほど単純な話じゃない

わかるとは何かみなさん、こんにちは。誰もがよく使う言葉に「常識」というのがありますね。毎日の暮らしの中で、私たちは無意識によく使っています。ここではその常識という言葉の中身を深掘りしてみようと思います。何気なく口にはするものの、どこまで本当...
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【小論文】ぶっちゃけホンネとタテマエのどっちに軍配が上がるのか

採点は難しいみなさん、こんにちは。今回はかなりビミョーなテーマです。日本人の最も得意な分野と言えないこともありません。グローバル社会がこれだけ進化しているというのに、日本人の体質はそれほど変化しているとは言えないようです。まさにホンネとタテ...
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【絶望の国の幸福な若者たち】希望と満足の変質【今が幸せならばそれでいい】

絶望の国の幸福な若者たちみなさん、こんにちは。今回は精神科医、斎藤環氏の文章を読みましょう。社会学の評論には現代の社会における家族や若者などの調査をもとにした、人間の関係性を論じたものが多いです。この文章のポイントは社会学者、古市憲寿氏の著...
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【コミュニケーション力・デジタル時代】他者への思いやりと想像力が命

コミュニケーション力みなさん、こんにちは。今回はデジタル時代のコミュニケーション力について考えましょう。1番難しい問題ですね。最近、不登校や登校拒否の生徒が増えているという話をよく聞きます。その理由を探していくと、最初にぶつかるのがコミュニ...
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【同調圧力】空気を読むのが苦手な人は長生きできないというリアル

同調するのは難しいみなさん、こんにちは。脳科学者、中野信子さんの『空気を読む脳』を読んだのはかなり前のことです。「空気を読む」っていったい何なのでしょう。その場の雰囲気から状況を推察することをさす言葉のようです。自分が何をするべきなのか、何...
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日常の裏側には新鮮な好奇心がよく似合う「現在は未来のためにあるのか」

ことばと感性みなさん、こんにちは。今回は小説家で詩人、小池昌代のエッセイを読みながら、現在はなんのためにあるのかについて考えてみます。彼女の作品をお読みになったことがあるでしょうか。この機会に小説や詩集などを手にとってみるのもいいですね。人...