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村上春樹・とんがり焼きの盛衰の授業をしたけれど100%謎

教科書に載っている小説みなさん、こんにちは。今までにどれくらいの生徒を教えてきたのか。勘定できません。1年間に200人として8000人。もっと教えた年もありますから、ざっと1万人というところでしょうか。すごく楽しかったです。とにかくいろんな...
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【フェミニスト批評の試み】男性文化の視点から離れた別の切り口を模索する

フェミニスト批評みなさん、こんにちは。批評というのは実に難しいものです。特に近年、高校では『論理国語』に代表される評論が授業の中心に据えられつつあります。論理を前面に立てて、全体像を切り取り把握していくという学習の方法です。従来から芸術、自...
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【ぶれない・頑張らない】人の世はほとんど運次第で進む

難しい時代みなさん、こんにちは。今日は世相をちょっと覗いてみましょう。価値がめまぐるしくかわる難しい時代です。昨日まで最上の地位にあったものが、翌日にはもう地に落ちています。かつては金銭で全てを買おうとし、企業もメセナなどと叫んで、さまざま...
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【メリトクラシーの功罪】資本主義の原動力に潜む危うさは想定以上だった

メリトクラシーみなさん、こんにちは今回はメリトクラシーということの中身を覗いてみます。あなたはこの言葉を耳にしたことがありますか。時々、聞く表現ですね。しかしあまり深く、その意味を考えたことはないのではないでしょうか。今回は近代の成立概念の...
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【小論文・安藤忠雄】真に自立するということの意味は【東大入学式】

親からの自立みなさん、こんにちは。今回はユニークな小論文の問題について考えましよう。通常、課題文には意味の深い文章が選ばれます。出題者は本当に考え抜いて問題を出すのです。内容がさまざまな観点から読み取れ、なおかつ問題意識があらわれている文が...
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「シン読解力」新井紀子の世界と「教育経済学」中室牧子の現在の立ち位置

教育経済学みなさん、こんにちは。今回は昨年出版された 数学者、新井紀子さんのエッセイ集『夏蜜柑とソクラテス』の感想と 教育の今を考えてみます。このところ、教育関係の本や動画にひたっています。やはり並々ならぬ関心がありますのでね。教育学者、中...
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【内と外・多様性】靴を脱がない文化を持つ人達との共生に向けて

何が常識なのかみなさん、こんにちは。世界は広いですね。日本みたいな島国で通じる作法が別の国へいくと、全く違うなんてことはよくあります。当たり前の話ですが、日本ではだいたい家にあがる時、靴を脱ぎます。しかし靴を脱がない国も多いと聞きます。たま...
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「非認知能力の重み」約束が守られる環境と学力との関係は

我慢をするという行為みなさん、こんにちは。あなたはマシュマロ・テストという子ども向けの実験について聞いたことがありますか。どこかで耳にしたという人が多いのではないかと思います。子どもが目の前の誘惑を我慢できるか試し、その後の人生への影響を調...
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【キャラと役割】居場所を探すために苦労する寂しい人間の関係

キャラと役割みなさん、こんにちは。今回は誰もがよく使う「キャラ」について考えましょう。この表現はよくご存知ですね。性格や人格をあらわすキャラクターという言葉を短く言ったものです。特徴的な使われ方もいくつかあります。1番、頻繁に見るのは「キャ...
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【教育の経済学・エビデンス】非認知能力を鍛えてサバイバル可能に

エビデンスは雄弁みなさん、こんにちは。今回は5年前に出版された慶応大学教授、中室牧子さんの『学力の経済学』について考えます。数年前には漫画版も出て、版を重ねているようですね。子供を持つ親の悩みは誰も一緒です。なんとか幸せな人生を送ってもらい...
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【ジェットストリーム】城達也の美声とミスターロンリーが甘く響く夜

ジェットストリームみなさん、こんにちは。高校生だった頃、友人の家へよく遊びに行きました。いくらでも話は尽きませんでした。彼の父親が大変なステレオマニアで、居間には自作のアンプセットが備え付けられていたのです。スピーカーも大きかったですね。遊...
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【独学の神技】問題発見能力を最大限に引き出す3つの方法はこれ!

隠れた能力とはみなさん、こんにちは。今回は生きていく上で1番大切な独学の方法について考えてみます。それも自分で世界を切り拓く能力についてです。かつては企業のワークショップとして、よく自己開発セミナーなどが行われてきました。もちろん、今も続い...
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【エントロピー・環境】エコロジーが機能するなんて考えるのは甘い

エントロピーとは何かみなさん、こんにちは。今日はゴミの話をさせてください。だったら素直にそう書けばいいじゃないか。エントロピーなんていう横文字をもってくるから話がこんがらかってくるんだ。まさにその通りです。しかし今ではこの言葉を多くの人が使...
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【インセンティブ無惨】目先のにんじんに向かって走る人新世という時代

人は哀しみなさん、こんにちは。今まで隋分と長く生きてきたような気もします。しかしアッという間だったとも言えますね。人間は哀しい生き物です。1度その地位を得ると、なかなかそこから降りることを認めようとはしません。兵庫県知事の粘り腰にも驚かされ...
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「ゲ―テの箴言」人間は努力するかぎり迷うものだという言葉にどうこたえるのか

ゲーテの箴言みなさん、こんにちは。今回はかつて都立西高校に出題されたテーマ型小論文を扱います。制限時間は50分、字数は600字です。問題文はたった1行「人間は努力するかぎり迷うものだ」を読み、あなたの考えを書きなさいというものです。問題には...
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「監視社会」プライバシー保護と防犯カメラの関係は紙一重

記録装置の普及みなさん、こんにちは。今回は監視カメラの功罪について考えます。最近、街中を歩いていて防犯カメラを見ない日はありません。実にさりげなく、しかししっかりと設置してあります。駅、商店街、交差点、駐車場、商業ビル。ありとあらゆる場所に...
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【ネット時代】自分を公衆の面前にさらすのはある意味常軌を逸している

ネット時代みなさん、こんにちは。随分以前に藤原新也の本を続けて読んだことがありました。彼の名前をご存知ですか。『東京漂流』は圧倒的でしたね。『メメントモリ』にも刺激を受けました。『全東洋街道』『印度放浪』もすごかった。完全に打ちのめされまし...
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【テンション・コード】この魅惑的な和音の連なりには何をしても勝てない

ピアノフォルテみなさん、こんにちは。毎日、暢気に暮らしています。暇な時はパソコンに向かっているか、落語を聞いているか。たまにはピアノに挑んだりもします。もちろんうまくはありません。しかしそれでも時々あの音色が恋しくなるのです。ものすごい楽器...
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【波打ち際に生きる・松浦寿輝】境界だけが持つ不安定で甘えに満ちた魅力

マージナルマンみなさん、こんにちは。今回は詩人で小説家の松浦寿輝氏のエッセイを読みます。一種の境界論です。あなたは「マージナルマン」という言葉をご存知ですか。わかりやすくいえば、境界線上にいる人のことです。どちらの集団にも完全には所属してい...
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【期待値】人生で失敗しないためには確率統計の知識が超絶の神

確率統計の時代みなさん、こんにちは。今回は期待値について考えます。かつて大学で数学を学びました。高校の頃は数学ばかり勉強していたのです。きれいな世界ですからね。いつも理路整然として無駄がありません。もちろん、無限大などというとんでもない世界...
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「多様性の氾濫」高い防波堤を築き人と触れずに生きるのはあまりに寂しくないか

多様性の本質みなさん、こんにちは。今回は他人との関係について少し考えてみます。一言でいえば、他者と適度な距離をとりつつ生きるのが難しい時代になりました。たとえば、道で困っていそうな人を見かけた場合を考えると分かりやすいです。簡単にいえば、見...
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【多文化共生社会】ホンネとタテマエの狭間で相互理解を育むことの難しさ

多文化共生みなさん、こんにちは。今回は教師の力量が試されるテーマについて考えてみましょう。多文化の共生という一見、響きのいい内容です。しかし言うのは簡単ですが、実際に行うのは非常に難しいのです。なぜでしょうか。ぼく自身、かつて国際開発教育の...
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【小学・列伝巻】児孫のために美田を買はずという古来からの教えは神

小学・列伝巻みなさん、こんにちは。今回は久しぶりに漢文を勉強します。『小学』というタイトルの本です。この本は儒学の基礎を学習するための、初心者向けの入門書です。経典や歴史書から手本となるような賢者、哲人の言行を取り上げています。古来、宋の朱...
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【おカネの作り方】ホンモノの代替品が現金になるという謎のカラクリ

裸の王様みなさん、こんにちは。今回は高校1~2年で習う評論をとりあげます。タイトルは「ホンモノのおカネの作り方」です。1985年刊行の『ヴェニスの商人の資本論』に収められています。覚えていますか。ほとんどコピーと同じですね。岩井克人という経...
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「コミュニティ力」溜めの存在が貧困とおひとりさまを助けるのです

他者と生きるみなさん、こんにちは。今回は少し「溜めの存在」について考えてみます。湯浅誠という人についてはご存知ですよね。かつて日比谷公園で年越し派遣村を実施した人です。NPOの事務局長をしながら、マスコミにもよく登場しています。貧困の問題に...
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「見えない時間」詩人吉野弘の卓抜な表現が胸にささる「心の四季」

見えない時間みなさん、こんにちは。詩人吉野弘の「風が」という詩をご存知ですか。彼の「祝婚歌」はよく結婚式の披露宴などで披露されますね。きっと聞いたことがあると思います。大詩人です。高校では「I was born」という詩を学びます。これもす...
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「コミュ力」トホホ話と礼儀・表情・仕草が瞬時に立ち位置を変える

人間関係の難しさみなさん、こんにちは。今回は1番難しいコミュニケーション能力について考えてみます。社会に出ると、それまでの代表的な尺度だった学校の成績なんて、誰も気にしてくれません。それはそうです。首から通信簿を下げているワケにもいきません...
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【真打すごろく・柳家権太楼】死ぬまで続く芸の道にあがりはないという真実

柳家権太楼みなさん、こんにちは。今回は噺家、柳家権太楼の話をします。好きですね。「宿屋の仇討ち」という噺を権太楼の型で覚えました。爆笑派の1人です。十八番は「代書屋」でしょうか。何度聞いたかわかりません。「幽霊の辻」(ゆうれんのつじ)や「佃...
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【落語】らくだは人間の哀しみをどん底から描く神噺【かんかんのう】

人は哀しきみなさん、こんにちは。今回は名作「らくだ」について書かせていただきます。この噺を稽古し始めたのはかなり以前のことです。一言でいってすごく難しい。人間の業の底を描いた噺です。貧乏な長屋暮らしがウソに聞こえたら、そこでアウト。気の弱い...
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【シェイクスピアの新しさ】いつでも原点に戻れば演劇は完全に再生する

演劇の力みなさん、こんにちは。演劇部の顧問を随分と長くやりました。部活動の中でも誠に厄介な部類に入りますね。入部してくるのは自己主張の強い生徒たちばかりです。運動部と違って、技術の差が歴然とみえるというものでもありません。むしろ精神の領域に...