2021-11

【白鳥・三島由紀夫】乗馬クラブで若い男女が抱いた仄かな愛情の行方

三島由紀夫が16歳の時に発表した短編集に所収されています。タイトルは『白鳥』です。乗馬クラブでのある時間を切り取った小説です。若い男女が1頭の馬を心の中で共有します。そこに至る感情の襞をみごとに描写しています。味わってみましょう。
学び

【小論文の核】同じ内容を繰り返して書くと即死【苦しまぎれはNG】

小論文の課題文を読んだら、さてどのように書き出しますか。筆者の使った言葉と同じ表現をなるべく使わないようにしましょう。同じというだけで、実力がないとみなされます。新しい言葉を違う角度から書いていく。それが大切なのです。
学び

【小論文】思考回路を社会問題とリンクさせれば合格【新聞・ネット】

小論文を書く時、大切なのはどの程度社会問題とリンクしているのかということです。多くのテーマが出題されます。そのどれについても自分が経験しているということはありません。大切なのは情報をどのくらい自分のものにしているかということです。
学び

【小論文のツボ】具体的に書きなさいという時の究極の方法はこれだけ

小論文の課題文を読んだ後、自分の経験に照らし合わせて具体的に書きなさいという問題がよく出ます。この時の「具体的」とはどのようなことなのでしょうか。少し内容に分け入って考えてみましょう。ポイントは誰が何をどうすればいいのかという点にあるのです。

【虫めづる姫君・堤中納言物語】珍奇な人物の特異な人生観を味わう

「堤中納言物語』という古典の中に出てくる姫君はかなり特異な人生観の持ち主です。タイトルは「虫めづる姫君」と言います。とにかく虫が大好きなのです。珍しいのを集めては自分で名前までつけます。どうしてこんなことになったのか。その理由はさて。
学び

【小論文・SNS】メリットとデメリットを明確に掴まえ活用法を示す

SNSは大変に便利なコミュニケーションツールです。それだけになりすましのような悪質な手口も広がっています。また、いじめの温床ともなっています。犯罪に絡む手口にはよくSNSが利用されているのです。ポイントをきちんと掴んでください。
学び

【作文型小論文の核心】失敗の経験から何を学んだのかを総括する

作文型小論文のポイントは自分の失敗をどう総括するかにあります。自己検証がきちんとできていれば、そこから何を得たのかが明確になります。それを直接、採点者にぶつけてください。リアリティがあればあるほど、文章に力が加わります。
学び

【小論文・デジタルデバイド】情報格差社会の怖さを把握するのが先決

デジタルデバイドとは何か。日本語では情報格差社会と呼んでいます。デジタル機器をきちんとつかいこなせるかどうかで、情報に接する量と質が格段に違ってきます。それが多くの要因からでているところがポイントなのです。

【かぐや姫・竹取物語】帝の求愛を拒絶し人の心を失う羽衣を着て月へ

日本最古の物語、それが『竹取物語』です。作者は誰かわかっていません。わずか10センチ足らずで生まれ、3カ月後には成人してしまいます。貴公子や帝にも求愛されたものの、それを拒絶し、8月15日の夜、月の世界へ帰っていってしまったのでした。
学び

【小論文・Society5.0】近未来社会のコンセプトは共生空間

小論文の新しいテーマとして考えられる表現にSociety5.0があります。近未来の私たちの生活を象徴する言葉です。その内容をきちんと把握し、自分のものにしておいてください。AIを中心としたネットワークの時代を示しています。

【出版翻訳家】出版業界の実態を赤裸々に綴ると悲しい【今は警備員】

この本を読んでいると悲しくなりますね。ここまでズボラな世界だと思いたくはありません。契約という概念がないのでしょうか。なんでも口約束で済ませてしまう体質が残っています。たとえ契約をしても破棄されてしまうのです。