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マルグリッド・デュラスの小説を読んだことがありますか「愛人」

愛人「ラマン」久しぶりにマルグリッド・デュラスの小説を読みました。1992年、『愛人』という小説でゴンクール賞をとったフランスの女性作家です。絶頂の頃の人気はすごかったですね。ベトナムが舞台の実にけだるい小説でした。1920年代。フランス領...
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イタリアの持つ魔訶不思議な感じはトイレットの佇まいからきているのかも

不思議の国イタリア今日も本を読みました。昨年、イタリアへ旅行して以来、その関係の本を何冊も読んでます。今日のは面白かったですね。岩波新書『グランドツァー』(岡田温司)というタイトルの本です。このタイトルはちょっと異な感じがしますけど、17....
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「人生100年・健康寿命」孫と病気しか自慢の種がない老後はNG

人生100年時代みなさん、こんにちは。今回は人生100年時代の話をします。以前はお正月を迎えたら、みんな1歳ずつ年を重ねました。99歳を白寿と呼ぶのだとか。漢字の「百」から上の「一」を取るとまさに「白」ですからね。佐藤愛子さんの本に『90歳...
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【神話の世紀】日常から消えてなくなりつつあるもの【一人称の死】

太陽を拝むみなさん、こんにちは。今回は日本人の宗教性について考えてみます。河合隼雄の『日本人という病』を読みながら、いろいろなことを考えました。この本では、今の日本人がどういう考え方を持つようになったのかというところに、焦点があてられていま...
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「絶望の国の幸福な若者たち」希望と満足の変質「今が幸せならばそれで」

絶望の国の幸福な若者たちみなさん、こんにちは。今回は精神科医、斎藤環氏の文章を読みましょう。社会学の評論には現代の社会における家族や若者などの調査をもとにした、人間の関係性を論じたものが多いです。この文章のポイントは社会学者、古市憲寿氏の著...
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「知ることの本質」絶対的真実は信仰の領域にしかない「バカの壁」

バカの壁みなさん、こんにちは。今回は知ることとは何かという大きなテーマを考えます。解剖学者、養老孟司氏の『バカの壁』を参考にして考えましょう。この本が出版されたのは2003年です。あっという間に400万部を超える大ベストセラーとなりました。...
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【小論文・語彙力】課題文を模写し表現をかえて自分の言葉に書き直す

語彙力が命みなさん、こんにちは。今回は語彙力の問題を考えます。長い間、生徒の小論文を添削してきました。最初に文章を読んだ時の印象がいかに大切かを少し書きます。1つは文字ですね。ていねいな字で書いてある答案は、内容もしっかりしています。自信の...
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【NG小論文の全て】知識をいくら振りかざしてもダメ【優等生AI型】

優等生AI型みなさん、こんにちは。今回はNG小論文のヒミツにせまりましょう。特に優等生と言われている人の答案に多く見かけるパターンです。たくさん勉強することは、けっして悪いことではありません。多くのことを知っているのは知らないのより、はるか...
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「紫式部日記・憂愁」藤原道長の野望は若宮の誕生でかなえられたのか

若宮誕生みなさん、こんにちは。今回は『紫式部日記』を取り上げましょう。この日記は『源氏物語』の著者が、平安時代の寛弘5年(1008)7月から同7年(1010)正月までの約1年半の間のできごとを書き遺したものです。いったい何があったのか。いち...
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「自信とプライド」枠の中に押し込められず日本で個性的に生きる道

いじめの構造みなさん、こんにちは。今回は日本人の意識に関する評論を題材にします。どんな人にでも、その総量は違えど、自信やプライドはありますね。もちろん、それが前面に多くでる人と、ほとんど出ない人の差はあるでしょう。それでも「個性」を大切にし...
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【香炉峰の雪・枕草子】学問があり機転のきく女房と中宮定子の日常

香炉峰の雪みなさん、こんにちは。今回は誰もが必ず高校で習う『枕草子』の中でも、もっとも有名な段を扱います。この章段を扱わない古文の授業はありません。それくらいによく知られているのです。なぜか。それは清少納言とお仕えしていた中宮定子との関係が...
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【萩原朔太郎・竹】青空を突き抜ける竹の根が神経にみえた詩人の薄幸

東洋の植物みなさん、こんにちは。今日は「竹」について書きます。と言っても植物学の話ではありません。日本人が竹をどのように見てきたのかというテーマです。突然ですが、みなさん竹はお好きですか。あまり嫌いな人はいないような気がします。元々はアジア...