末法

【末法の時代・無常観】失意の日々の中で鴨長明が見た光は【方丈記】

鴨長明が書いた『方丈記』はそれほどに長大なものではありません。ごく身近に起こった天災などを記録したものです。その間に自分の人生観を綴っています。それが非常に素晴らしいのです。立派な歌人として身を立てることはできず、随筆が残りました。

【方丈記・無常】鴨長明は時代を鋭く貫くキーマン【末法的現在】

鴨長明の随筆『方丈記』は時代を貫く内容に満ちています。地震、台風、火事、飢饉などの歴史資料としても貴重な価値を持っています。無常観についてはよく言及されますが、彼は先を見ていたのではないのでしょうか。現代の末法的要素を知ることもできそうです。