愛した

【ようこそ、ヒュナム洞書店へ】ベストセラーを置かない独立店を愛した人々は

『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』は読む価値のある本です。読後感が非常にさわやかなのです。登場人物たちは、みな苦しんでいます。自分がどういう形でこの世に存在すればいいのかが、よくわからないのです。しかしみんな必死です。

【空白の意味】日本人は白い無の境地を心から愛した【美しさとは何か】

日本人論の1つとして、この著作を考えてみましょう。日本人の描く絵にはどうして余白が多いのでしょうか。江戸前期まで活躍した長谷川等伯の「松林図」にもたくさんの余白があります。その意味はどこにあるのか。これは日本人の心性を理解するための表現なのです。