思い

【山吹の花・俊頼髄脳】一瞬の機知に思いを重ねた伊勢大輔のみごとな歌とは

山吹の花に託した歌を一瞬でうたった伊勢大輔の機知をほめたたえた一節です。『俊頼髄脳』の中に示された歌論の一部なのです。禁じ手を守っていただけでは真に新しいものは生まれてきません。そこからいから抜け出るかが大切なのです。

【日本文化・能】ひたすらに型を会得することで思いの深さを表現する

日本文化を知る時、西洋文化との違いに驚くことがあります。特に演劇に対する基本的な概念が全く違うのです。稽古の仕方も、いわゆるメソッドがあって実践するのではなく、型から入ります。それを徹底的に模倣することが芸の修行なのです。