夢応の鯉魚

【雨月物語・夢応の鯉魚】作者上田秋成の幻想世界に惹かれて夢見心地

上田秋成の『雨月物語』は日本を代表する幻想文学です。江戸時代の作品とはとても思えない近代性を持っています。9つの短編はどれも水準が高く、幻想世界に私たちを引きこみます。その中でも三島由紀夫が高く評価した「夢応の鯉魚」を読んでみましょう。