人の世

【花は盛りに・徒然草】兼好法師の美意識は人の世の真実に重なる【反語】

『徒然草』は不思議な随筆です。普段、何気なく見過ごしていることにあらためて気づかされることが多いのです。何が本当に美しいのかということなど、考えてもいない時、ふっと兼好法師の言葉が浮かんできます。そこに大きな発見があるのです。

【インセンティブ無惨】目先の人参に向かって走る人新世という時代

インセンティブという名のにんじんを目の前にぶら下げて走るしかないのが人間です。哀しいといえばそれまでです。しかし他に方法がない。政治家もサラリーマンもスポーツ選手も科学者もみな同じです。どういう人生が最も豊かなのか。それを考えましょう。