2022-02

【やまとうた・和歌】言の葉の源として人々の心を和ませる不思議

905年に成立したといわれる古今和歌集には2つの序文がついています。真名序と仮名序です。土佐日記の作者、紀貫之が書いたと言われる仮名序は特に有名です。言葉が歌になる時、人々の心がおおらかにのびのびしたものになることを示しているのです。
学び

【小論文・自己同一性】他者から見て自分が何者なのかを認識する日本人

日本人は自分が何者であるのかを他人に決めてもらうケースが多いようです。アイデンティティの確立が他者に委ねられるというパターンは島国に長く暮らした農耕民族の血かもしれません。相手に対する呼び方も、他者の立場からに委ねられるのです。
学び

【作文型推薦入試】このパターンを練習しておけば合格確実【都立高】

推薦入試の問題には課題文型 と作文型があります。難易度に違いはありますが、作文型の出題の方が圧倒的に多いのです。パターンは毎年似ています。それだけに練習をしておけば、得点にかなりの差がでます。具体的な問題をじっくりと検討してみてください。
学び

【アメリカの大学】宇多田ヒカルがコロンビア大学に入った理由

コロナ禍です。思うように留学することもできません。国際関係の学部に在籍している人は希望する国の大学にも行けず困り果てています。アメリカの大学は日本の大学とどこが違うのでしょうか。その差を知ることで、日本が置かれている特性もみえてきます。
学び

【チャレンジスクール】不登校や長欠の生徒も適性を生かせる高校

東京都にはさまざまなジャンルの公立高校があります。そのなかでも登校拒否や長欠などで中学校に十分通えなかった生徒を掬い上げるタイプの学校があります。それがチャレンジスクールなのです。どのようなコンセプトで作られたのか。お読みください。
学び

【小論文・食品ロス】親切な冷蔵庫とフードドライブの問題点と可能性

食品ロスの問題は深刻です。世界中で飢餓に苦しんでいる人がいる一方、とんでもない量の食材が捨てられているのです。親切な冷蔵庫とフードドライブの運動を通じて、自分が運営する立場になった時、どこに問題があるのかを明らかにしていきましょう。
学び

【国語】凄みのある文の行間を読み取る訓練をすれば必ず成績は伸びる

新しい学力観に伴って、大学入試の試験問題も変わりつつあります。その1つが記述式の導入です。しかし現実には採点の難しさがついて回ります。それでも高校では新しい論理国語の授業などを通して、評論を多読していくようです。文学はどこへいくのでしょうか。
学び

【八王子東高校・推薦】知識と教養の構造を比較する【22年度速報】

都立八王子東高校の推薦入試問題を考えてみましょう。2022年度は知識と教養の対比について論じるという問題が出題されました。2つの課題文を読み、どこに構造上の違いがあるのかを示せという問題です。教養を深めることの意味を深めるいいテーマです。
学び

【立川高校・推薦】自由であることの苦しみとは何か【22年度速報】

立川高校の2022年度推薦入試の問題を検討してみました。問1について考えます。自由の苦しみと題されたテーマです。人間は自由であることがある意味で苦しみにも通じる厄介な側面を持っています。実存の意味です。具体例をあげるのに苦労したことと思います。