2022-01

学び

【小論文・女性の社会進出】少子化社会からの脱出方法はあるのか

ジェンダーフリーが叫ばれて次第に社会にも変化が表れています。しかし日本の社会の数値はいまだに低いままです。なぜなのか。企業の持つ体質や、社会の中にも厄介な古い考えが残っています。少子化を防ぐためにしなければならないことは何でしょうか。
学び

【小論文・接続詞】順接と逆説を1つ間違えただけで合否が逆転する怖さ

小論文の試験がいよいよ近づいてきました。今月の下旬に都立高校の推薦入試があります。問題の傾向が学校によって違います。十分にチェックしてください。今回は生徒が持ってきた文章の話です。たった1つの接続詞に命がかかっています。大切に扱ってください。

【葉山嘉樹】セメント樽の中の手紙は過去の作り話ではない【事故】

つい数日前、東京都府中市の工場で事故がありました。過去にブログにも取り上げた小説に似た悲惨なものです。葉山嘉樹というプロレタリア文学の作家が書いた『セメント樽の中の手紙』がそれです。時代が変わっても仕事の内実は今も同じなのです。
学び

【ハレの日が終わって】停滞した時間を黙って生き続ける【ケの連続】

ハレの日が終わりました。人々は再び、日常の風景の中に戻っています。しかし現在の状況は全く先が見えません。オミクロン株に覆われ、第6波が現実のものとなりつつあります。私たちは何を頼りに生きていけばいいのか。幸福はどこにあるのでしょうか。

【空海・最澄】密教と顕教の教えが2人を割いた【陳舜臣・司馬遼太郎】

陳舜臣と司馬遼太郎が書いた空海の本は実に豊かです。そこへ最澄がからむと、この時代の仏教界の流れが手にとるようにわかります。唐の都へ行って、灌頂を受けてきた空海が、次に何を狙ったのか。そのターゲットを最澄の立場から考えるのも興味深いです。
学び

【小論文・参考書】どれを読んでも結局は練習あるのみ【上達への道】

小論文の勉強はどうすればいいのか。みんな悩んでいます。特別に論理的な文章を書く授業を受けたことがないのです。全て自力で学んでいかなければなりません。参考書を読んで上達するのなら、何の苦労もないのです。

【近代能楽集・三島由紀夫】能を現代に蘇らせた出色の創作劇

作家三島由紀夫は能を現代劇に仕立て上げました。彼の持つ美意識が能の形而上学にピタリと合致したのでしょう。しかし実際に上演するのは大変に難しいのです。三島の世界を再現するために、俳優たちは苦しみました。