2021-10

学び

【小論文・SDGs】世界的目標は簡単には達成できない【負の遺産】

SDGsの問題は複雑でわかりにくいものです。資本主義が発達し始めてから500年。産業革命から250年が過ぎようとしています。過去の負の遺産がこれだけ重なっているのです。簡単に解決する問題ではありません。そのことをきちんと認識することが大切です。
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【小論文・先端技術】科学の分野が苦手な受験生必見【頻出テーマ】

小論文の頻出テーマの中に先端科学の問題があります。具体的に多くの内容を含みます。少しずつでも勉強してアンテナを高く張ってください。基本は科学が人間にどこまで貢献可能なのかということです。そのポイントを忘れてはなりません。

【故事成語・先ず隗より始めよ】大事をなすための戦略とは【戦国策】

故事成語を学びましょう。生きていく上での糧になります。「先ず隗より始めよ」という言葉をご存知ですか。高校時代に漢文の授業で習ったはずです。2つの意味があります。どちらも使いますので、覚えておいてください。とても有益な言葉です。

【末法の時代・無常観】失意の日々の中で鴨長明が見た光は【方丈記】

鴨長明が書いた『方丈記』はそれほどに長大なものではありません。ごく身近に起こった天災などを記録したものです。その間に自分の人生観を綴っています。それが非常に素晴らしいのです。立派な歌人として身を立てることはできず、随筆が残りました。
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【バズる小論文】瞬時に選ばれる文章を書くためには一文の文字数が命

バズる文章を書くためには何が必要なのでしょうか。1番大切なのは文章の長さです。長いのはそれだけでダメ。40字を超えてはいけません。キーワードを読むだけで、全体の内容が把握できるようなものにしなくてはならないのです。
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【学問の意味】司馬史観を核にして新撰組から福沢諭吉までを紐づける

司馬遼太郎の小説は実に面白いですね。特に明治維新前後を扱った作品には独独の歴史観があります。それを頼りに学ぶことの意味を考えてみました。これからの時代、私たちは何をどのように勉強していけばいいのか。本当に難しいテーマです。

【蠅・横光利一】川端康成と並ぶ新感覚派の特異な小説を味わう

新感覚派の旗手、横光利一の『蠅』という小説を読みましょう。出てくる風景は少し前の日本にあったごく普通のものです。そこに生きる人々の暮らしもありふれたものです。しかしそれが次の瞬間にはまったく別の表情を見せるのです。まさに不条理です。

【安藤忠雄・連戦連敗】ホントに好きじゃなければ無理【独学の強さ】

建築家安藤忠雄の生きざまはすごいものがあります。全て独学で学びました。世界を旅して自分の感覚にあう建築とは何かを探し続けたのです。彼の本を読むと、本当に好きでなければ大成しないということがよくわかります。
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【小論文・パラダイム&モード】現代を論じるには語彙を増やして戦う

小論文を書く時に課題文を読んでいると、難解な表現がよく出てきます。その際に読み飛ばすのではなく、必ず自分の中にインプットして下さい。お腹に入るまできちんと咀嚼しておかないと、実際の試験では使えません。言葉の数が多いことは実力の証しなのです。
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【小論文・言語・グローバル化】英語はもう欧米人の固有言語ではない

外国語の学習熱が高いです。ことに英語に対する熱はものすごいものを感じます。グローバル時代を迎えあらゆるシーンで必要になっているのです。しかしどう扱えばいいのかということを考えなくてはいけません。スキルとしての国債共通語への道を論じました。

【危機突破】リーダーは命令せず走りながら1人で考える【人事命】

週刊文春の編集部がどのようにしてスクープをものにしているのか。大変興味がありますね。それをオンラインと組み合わせて収益化する仕組みを作ったというのが、目新しいところです。デジタルの時代に紙媒体が生き残るのは至難です。ヒントを得て下さい。

【無常迅速・都のつと】遍歴の歌人が残した紀行文には真心が溢れる

遍歴の歌人、宗久が記した紀行文集が『都のつと』です。学校ではほとんど扱うことがありません。挿話の中で無常迅速について語ったところはしみじみとして味わい深いです。原文と現代語訳を載せました。どうぞご一読ください。
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【小論文・とにかく書く】新聞の社会・文化・家庭欄を読み語彙力UP

小論文の腕をあげるにはどうすればいいのか。とにかく書くことです。その中から自分の潜在的な力を蓄えていきましょう。最大の武器は新聞です。家庭、社会、文化欄を丹念に読みましょう。その繰り返しが必ず力になります。頑張ってください。
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【小論文】作文との決定的な違いはこれだった【なぜ書けないの?】

小論文と作文との違いはなんでしょう。実に素朴で難しい質問です。受験生はみなこのテーマに悩んできました。自分では小論文のつもりで書いているのに作文になってしまう。どうしたらいいのか。キーワードはズバリ論理性です。理由です。考えてみましょう。

【児のそら寝・宇治拾遺物語】幼い僧の天真爛漫なあどけなさが絶品

『宇治拾遺物語』の中でも有名な「児のそら寝」には子供のあどけない様子が滲み出ています。高校に入って最初に習うのがこの話なのです。幼さの持つ天衣無縫な魅力が、たくさん漂っています。後に続く「絵仏師良秀」との差を味わってください。

【コミュニケーション力と沈黙】発信力の確かさが人間的な魅力の核

齋藤孝の新書『コミュニケーション力』は興味深い本です。人間はつねに発信力を求められているのです。特に今日のようなグローバル社会においては自分をどう表現するのかということは大きな意味を持ちます。同時に沈黙が大切なことは言うまでもありません。