本 「枕草子28段・にくきもの」観察力の鋭さと独自の感受性が反映された段 枕草子28段には清少納言が嫌いだったものが、取り上げられています。彼女の鋭い視線は、人間の持ついやらしさを見事に掬い上げています。特に複雑な宮中の中で生きていくことり難しさを感じさせるものが多いのです。 本
本 「枕草子・大納言殿参り給ひて」定子サロンの雰囲気が色濃くにじむ章段 枕草子にはさまざまな章段があります。今回とりあげるら日記的な段落には、当時の定子サロンの様子が実によくわかります。衰亡していく一族の悲しみがみてとれます。清少納言の観察力の鋭さには舌を巻きますね。 本