小論文 「自己生成型小論文」問題を発見し解決の方法をまとめて書くという荒業 自分で問題を探し、それに対する解決方法を考えるという荒業の設問があります。本来の意味での小論文とはこういうものをいうのかもしれません。しかし難問であることに間違いはないのです。学際的な知識を自分の中に取り込む勉強をしなければなりません。 小論文
小論文 「テーマ型小論文」感動するのは良いことなのかという問いかけへの解答は テーマ型小論文は隋分すくなくなりました。一見簡単そうですが、実は書き出してみると、なかなか厄介なのです。どういう内容で書いたら一番アピールするかを考えなくてはなりません。それが難なくこなせるようになれば、あとは楽勝です。 小論文
小論文 「自信とプライド」枠の中に押し込められず日本で個性的に生きる道 誰でも自信とプライドを持って生きています。しかし日本型社会では、あまりにそれが目立ちすぎると、いじめに発展してしまうのです。どうやったら、うまく他者と調和しつつ、自分の個性を発揮できるのでしょうか。 小論文
小論文 バイアスを排除し科学を学ぶ!先入観に安住しないという決意を示す小論文 科学はつねに疑うところから始まります。しかし人間はつい過去の記憶に安住しがちな生き物なのです。それをどうやって防ぐのかというのは、大変に難しいテーマです。ここでじっくりと考えてみましょう。 小論文
小論文 「ChatGPTに負けない小論文を書く」たった1文字だけの課題に挑んだ ChatGPTに負けない小論文を書くためにどうすればいいのでしょうか。これは予想以上に難問です。相手は優秀です。戦うとすれば自分だけにしか書けない内容を用意するしかありません。それは何か。個です。個の思索のみです。 小論文
本 「無名抄・腰の句の末の手文字」名声に甘んじていい気になっていると 鴨長明の歌論書『無名抄』のなかにある面白い話です。和歌の腰の句に「て」の文字を入れると、それだけで歌が台無しになるという話を土台にして、当時の歌人がやり取りをするというストーリーです。ご一読ください。 本
小論文 「合格一直線の小論文を書くために」絶対に守るべき3つの鉄則はこれ すぐれた小論文の解答を書くために、何をすればいいのか。難しいテーマですね。ここでは大切な3つの鉄則をお教えします。自分を過信しすぎてはいけません。しかしすべてはあなた自身から始まるのです。 小論文
小論文 「サステナビリティの主語は誰なのか」私と私たちでは全く境界の意識が違う SDGsなどとよく人々は口にします。しかしその実態を自分のこととして、認識している人がどれくらいいるのでしょうか。サステナビリティ学という学問の分野があることをはじめて知りました。少し読み込んでみましょう。 小論文
小論文 「貧困概念・社会的排除」自己のアイデンティティを見失う危機が身近に 貧困概念を追求していくと、社会的排除という言葉につきあたります。自分の生存理由を社会の中に見つけたいと思っても、そこからはじかれてしまった時、どのようにしたらいいのかわかりません。非正規雇用の在り方がそこにはあるのです。 小論文
小論文 「足元を掘れ、そこに泉あり」出題意図を理解して読み手をインスパイアーする ニーチェの箴言をどう読み込むか。難問ですね。基本はあなた自身の体験や見聞を必ず文章の中に落とし込むことです。気づきがいかに大切なことかを示さなければなりません。 小論文
本 「5分後に意外な結末」日常の中で起こったドラマがちょっと快感になる日 短い小説というのはよくありますが、すべての話が5分で読める本というのはユニークだと思いました。生徒が好んで借りていくのだと図書の先生が教えてくれたのです。こわごわと中を覗いてみました。 本
本 【国語力低迷の危機】読書はタイパが悪すぎる「本なんか読まなくたって」 本を一月に一冊も読まない人の数が60%を超えました。はじめてです。その背景にはネットの普及があります。スマホでゲームをする時間はあっても、本は読まないという現実は何を意味しているのでしょうか。 本
本 【をかしげなる猫・更級日記】古典文学に描かれた猫の生きざまはしたたか 『更級日記』は平安時代を代表する日記文学です。その中に出てくる猫の話をここでは紹介しましょう。夢に出てくる話の中に猫が登場します。その面影をしのぶたびに、猫がよりかわいらしくなっていったのです。 本
本 【安元の大火・方丈記】都の大半が燃え焼死者数千人を数えた未曽有の災害 都の大半が燃え、焼死者数千人を出した火事が、安元の大火です。鴨長明はその様子を子細に書き留めています。平家が滅亡していく時代の様子を無常観とともに描いています。 本
本 【水魚の交わり】劉備玄徳は漢室再興の志を参謀である諸葛孔明に委ねた 水魚の交わりという言葉をご存知でしょうか。本当に親密な仲のことをいいます。劉備玄徳は 漢室再興の 志を参謀である諸葛孔明を得たことで大きく前進させました。三国志は実に楽しい本です。 本
本 【唐土の后の兄・閑居友】放浪をやめなかった兄が目指した救済の形とは 中国で聞いた話だそうです。王の后の兄が、みすぼらしい恰好をして、諸国を遍歴しました。何をいっても帰ってきません。そこで后は貧しい恰好をしている人に対して、やさしくしてあげるようにという宣旨を出します。その結果、生活困窮者が助かったというのです。 本
本 【宮内卿の君・増鏡】千五百番歌合に呼ばれて名を連ねた栄誉は夢の続きか 歌合というのをご存知ですか。左右に分かれて和歌を詠みあい、優劣を判定する遊戯です。かつて1500首の歌を判定した歌合が後鳥羽院によって開かれたことがありました。それに呼ばれて若手歌人の緊張はいかばかりだったでしょうか。 本