小論文

【リスク社会】真水はわずか2.5%しかないという地球の現実を考える

私たちの命は「水」からできています。真水がなければ、生きていけないのです。しかし、地球上にある水の量は限られています。実はほとんどが海水なのです。少ない淡水をどう利用して、大切にしていかなければならないのか。考えてみましょう。
学び

【教育格差】少子化の問題をつきつめると日本の複雑な構図が見えてくる

少子化の問題は日本が抱えている大きな課題です。その原因はどこにあるのか。一言では説明できません。女性の社会進出にともなう晩婚化なども理由の1つでしょう。しかしそれ以上に問題なのは、教育費の高騰なのです。
学び

【春暁・孟浩然】誰もが一度は聞いたことのある漢詩の代表といえばコレ

「春暁」という孟浩然の書いた詩を御存知ですか。中学か高校で必ず習います。誰もが一度は聞いたことがあるのではありませんか。 漢詩の代表と呼べるものです。科挙の試験に落ちた詩人の一生はどのようなものだったのでしょうか。
学び

【源氏物語・教育論】光源氏は自分の愛息・夕霧をどう育てようとしたのか

『源氏物語』にはユニークな教育論がでてきます。光源氏が自分の息子、夕霧をどのように育てようとしたのかという点です。12歳の元服の時には、貴族の特権で4位になれるところを、きちんとルール通りの6位から始めたのです。なぜだったのでしょうか
学び

【コンクールと受験】chatGPTを使って書いた文章を見抜く目とは

難しい時代になりました。作文コンクールにChatGPTで書かれた文章まで登場するようになったのです。近年は総合型選抜の自己推薦書などにも使われるようになりました。さらには探求型の論文にも利用されいます。どのように判断をしたらいいのでしょうか
小論文

【ポピュリズムとは何か・森本あんり】論理以前の宗教的な熱情に似たカオス

ポピュリズムという言葉をよく聞きますね。正確にはどういう意味なのか。把握している人はそれほど多くはないのではないでしょうか。ここでもう一度その意味を考えてみましょう。宗教の熱情にも似たその内側には何があるのか。
小論文

【言葉がつくる男と女】アイデンティティはどのようにして形成されるのか

男言葉と女言葉というものがあります。最近では随分減ってきたとはいうものの、全くなくなったわけではありません。このような表現はどのようにして、私たちの内側に棲みつくようになったのでしょうか。そのプロセスを探ってみます。
学び

【意地悪なベンチ】黒い羊を消すために清潔さを無条件に取り込む社会とは

排除ベンチという言葉をご存知ですか。わざと座りにくいベンチのことです。ホームレスの人に長居をされては困るので、居心地の悪い椅子を設置してあるのです。私たちは寛容の言葉の裏に、悪意も持っています。その意味を少し考えてみましょう。
小論文

【iPS細胞・小論文】精子卵子の元となる細胞の生成に成功した後にヒトは

ips細胞の研究は日々進化しています。今回は、精子卵子のもととなる細胞を作り出すことに成功したというニュースから考察してみました。とくにips細胞の理論を使い、精子卵子になる直前の細胞に至る方法を発見した点が大きいのです。
学び

【書評の試み】新しい視点を発見しながら感性と論理性を育てる【光源】

書評を書いてみるというのは大変に国語力増強のために有効です。ぜひ試みてください。その際、自分なりの新しい視点を探すことです。そこから光をあてて、あらゆる可能性を探ってみてください。必ず文章力が身につくはずです。
学び

【わがひとに与ふる哀歌・伊東静雄】透明な叙事詩に宿る魂【三島由紀夫】

『わがひとに与ふる哀歌』という 伊東静雄の詩を知っていますか。透明な感性に裏打ちされた叙事詩です。その内側に宿る魂に、若き日の三島由紀夫は心酔しました。この詩人の持つ不思議な感覚が死とともにあることを知っていたからです。
学び

【詩的リズム・音数律】促音1つで表現効果に差が【汚れつちまつた悲しみに】

中原中也の詩のなかでも有名なのが「汚れつちまつた悲しみに」です。しかしこれを筆写した小林秀雄は「つ」を抜きました。促音を意識して抜きました。そこにどのような考えがあったのかを追求していったのかが、興味深いです。ご一読ください。
小論文

【AIとトロッコ問題】道徳的ジレンマや合理性の果てに【小論文のカギ】

トロッコ問題というのを覚えていますか。道徳的ジレンマや合理性の果てに人間はどういう判断をするのかという究極のテーマです。何が厄介なのかといえば、AIが価値の判断にからむからです。自動運転の未来にかかわってくるのです。
学び

【ドローンの未来】民生用はすぐ兵器になりうるという冷徹な現実

ドローンの開発は進む一方です。大変優れた側面を多々持っています。民生用につくられたそのメリットが、そのまま兵器に直結し、変形されていくという恐怖を実感することが増えてきました。今後どのように対応していけばいいのか。考えてみましょう。
学び

【フィルターバブル現象】本の選び方についての考えをまとめる【学力テスト】

全国学力テストは小学6年生と中学3年生を対象に、学力や学習意欲などを毎年調べている試験です。中学3年の国語の問題に「フィルターバブル現象」を問う内容のものがありました。なんのことかご存知ですか。アルゴリズムの問題です。
学び

【固定観念の怖さ・歴史学】廻船交易人や商人までいた小作農の存在が明らかに

人間は先入観や思い込みで物事を判断しがちです。いわば固定観念にがんじがらめにされているのです。そこから抜け出すためにはどうしたらいいのか。事実に対して謙虚で自由になれるということが、何よりも大切です。