昨今は簡単に大学の卒業証書がつくれるらしい。
相場は5万円から7万円。
一週間で届くそうな。
あの伊東市のクビになった市長も頼んだらよかったんじゃないかな。
20秒足らずチラ見せして居直らなくても済んだのに。
大学側もショックでしょ。
いい迷惑だ。
これからはデジタル卒業証書も考えるとか呟いてた。
どんなものなのか。
見てみたい気もします。
しかしだ。
学歴は鎧の一種であると考えることもできる。
弱い人間ほど、戦うための武器を持たなければならないからね。
哀しい話です。
この国を代表する大手の企業に入るには、かなりの鎧を身につけなくちゃ。
それで本当に一生うまくいくのかな。
そんなに甘いもんだとは思えないけど。
それでも多くの親は子供の受験にお金を使う。
幼稚園選びから闘いは既に始まっているのかも。
子どもが少なくなったからね。
20年後は78万人の6割が大学へ行くと仮定して。
たったの50万人。
かつて、受験生の正月は3月だなんて叫んでた。
バカみたい。
今ある大学の大半は淘汰されます。
年内入試なんていうレベルじゃない。
甘くはないのだ。
つまり生き残れる大学に入らないと、ということか。
歳をとったら学歴なんて、ただの思い出だけになるのかも。
わかっちゃいるけど、されどなんだよね。
だからよけいに悲しい。

