こんなことをいちいち書いてもなんにもならない。
そんなことはよくわかってます。
しかし最近、よく思うのです。
昔、叔父がよく言っていた。
やっぱり生クリームより、あんこだよな。
にがいお茶によくあう。
クリームは飽きるけど、あんこは飽きない、と。
なるほど、いわれてみると、そうかも。
近頃。ケーキを食べる機会がめっきり減った。
だれかの誕生日に買ってきたのを少しお裾分けしてもらう程度かな。
自分で買うなんてことは全くない。
20%引きですと言われても、全くどこにも響かない。
そこへいくと、豆大福なぞには惹かれますね。
えんどうまめのあの粒々感がたまらん。
どうしてこんなことになったのか。
その理由もわからないけど。
人間が古くなったことと関係があるのかな。
小さい時から食べている食感へ先祖がえりをしたのか。
なんとなく生クリームの持つけだるさがいやなのか。
詳しいことはなんにもわかりません。
もちろん、ダージリンの紅茶とおしゃれなケーキの組み合わせを否定しているワケではないのです。
しかし高くないですか。
最近のケーキは目の玉が飛び出るような値段だよ。
材料の高騰といってしまえば、それまでだけど。
もちろん、大福だって高い。
なんでも値がはる。
いやな世の中になったもんです。
とはいえ、どちらを好むかと言われたら、やっぱりお饅頭と大福系統かな。
これはひょっとしたら、この国に生まれたものの宿命かもしれん。