雨は方円の

随想

昔習った漢文に「水は方円の器に従う」というのがあった。
つまり、どこにでもどんな形になっても、水は流れていくということです。
それだけの柔らかさと強さを持ってる。
近頃の雨は、降りだしたらすぐにはやみません。

1時間に100ミリはすごい。
そういう風土になったのだ。
停電になれば、止水版だって動かない。
人間も逃げる。

四日市の地下駐車場に残されたのはなんと300台だとか。
車は水に弱いからね。
もったいない。

近頃は地下にいろんな施設があります。
歯医者もバーも学習塾も。
どれもアウトだ。
ちなみに池袋の寄席も地下にあったな。

かつて東京駅の地下街を歩き回っていた頃がありました。
西銀座デパートから少し歩いて。
2階になかなかのレストランがあって。

とある会社の部長が豪華なお昼をおごってくれたことも。
今、思い出した。
いい記事を書いてくれたというのでね。
あの時、初めてセグメンテーションという言葉を使った。
マーケティングの勉強をちょっとだけしたのです。
すごく懐かしい。

東京駅の地下はすごかった。
新宿のサブナードなんか、ずっと後の話です。

駅の土地はまさに土一升金一升。
真下にもぐるしかない。
札幌に線上降水帯の大雨は降らないだろうけど。
あそこもすごい。
蟻の巣だ。
なにが起こっても不思議じゃない世の中になったね。

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