噺のツボ





竹書房といえば、麻雀の本ということになってます。
久しぶりに落語の本が出ました。
以前は随分立川談志の本を出したりもしてました。
突然、この本が出版された経緯はさてどういうことなんでしょうか。

収録されているのは人気噺家、柳家花緑、三遊亭兼好、桃月庵白酒の3人です。
すべて口述筆記のみというところが面白いかな。
演目は時そば、へっつい幽霊、青菜、井戸の茶碗、大山詣り、抜け雀、竹の水仙、品川心中、らくだ。
特に面白いのはこのうちの「へっつい幽霊」「青菜」「大山詣り」がQRコードを駆使すればスマホで聞けることです。

これは以前談志のでも試みたもののようです。
パソコンに詳しい人はQRコードのサイトがわかれば、録音も可能です。
本音をいえば、全部の音源を流して欲しかった。
無理でしょうかね。

これだけ生きのいい噺家のを全部自分で筆記するとなると、大変な労力です。
それが印刷されてあるだけでもありがたいというのが本当のところでしょうか。

この本には、その他にちょっとした蘊蓄も紹介されています…。
『時そば』は、何時?
「へっつい」って何ですか?
『青菜』のオチがわかる?
長屋の”ノリ屋のばばあ”って、何してる人?
品川に宿場があるのはなぜ?
江戸時代に”らくだ”っていたの?

といったところです。
3月に出たばかりなので、ちょっとここに載せておきました。
資料として手元においておいても損はないような気がします。